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20230901 日録(交換様式わからない/聖女のカプ要素はどこから)

とうとう2023年も残り3分の1になってしまった…

アニメ:アンファル8話、白聖女8話。
 アンファル:ずっと面白いしメインキャラ全員萌えでよいね…
 白聖女:未亡人キャラの男が一人いるとそれだけで加点してしまう。フレデリカの前に無言で花束を突き出すシーンとかかなり良かった(2人の間では愛は自明で、それを選び取るかはもはやロマンティックな問題ではなく覚悟の問題だということを明確に描いたシーンだから)し、今はもう失われてしまった二人の日々を悼むようなCパートもいいね。
 しかし問題はメインカプなんすよ。素だと一人称俺/社交的で陽寄り/やれやれ系、しかしセシリアの前では素朴で実直な青年としてふるまうローレンスにだんだん萌えを感じてきたところではありますが、正直それに対するセシリアの魅力が「かんたん作画の時の顔がかわいい」以外わからないのが現状で、アクセサリー店の下りでもいまいちこの二人のロマンスに乗れなかった。正直ローレンス君はアベルと付き合ってくれたほうが嬉しい。聖女過去編には俺をヘテロ厨に宗旨替えさせるだけのパワーがあるって信じていいよな??

読書:『力と交換様式』を少し聞き直した。昨日ぼんやり聞いてた時の疑問の大半はやっぱりぼんやり聞いてたなりのぼんやりしたものだったとわかり普通に恥。しかし、定住が交換様式Aとその力をもたらすというのはいいとして、どこから交換様式BとCが生じたのか全然わからん…また聞き逃している説もあるが…。
 そもそもこの「交換様式」なるものってAなら部族/アニミズム、Bなら王権/呪術、Cなら資本/世界宗教の背景に措定されているものだけど、本書の議論だけだと、「交換様式B/Cが到来した【から】王権/資本が到来した」の「から」の部分が全然示せていないのでは…と思う(三章の頭、信用の話をするあたりでその傾向が顕著だと思う)。それこそヴェーバーよろしく王権/資本の精神が交換様式をもたらした、という考えも可能だし、なんなら単に相関関係であって因果関係でない、とも考えうる気がする。「下部構造が上部構造を決定する」という思想がドグマになってしまっているのでは…。

Twitter:ペドフィリア叩きが大ブーム。うんざり。私の基本的な立場は↓と同じです。

そういえば木原音瀬『ラブセメタリー』をだいぶ前に買って積んでいるのだった…

世の中:PizzaLove引退との報。好きなラッパーの一人なのでとてもつらい。まだ本人からのメッセージ動画を見られていないが、どうかまたラップを聞かせてほしい…


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