母との日々 2020.1.2

アルツハイマーになってから、母はほとんど運動をしなくなった。


もともと足が悪かったのもありますが、銅像のようにソファに座り、テレビを見ている。ま、これは昔もあまり変わらないけど(笑)そして、一つ一つにリアクションをする。


運動はするように医師から言われているものの、お医者さんの前ではにこやかに「はい頑張ります☆」と宣言するくせに、家に帰ると言ったことももちろん覚えていないので、「できない」と悪態を我々家族にはつきます。


食事中は前にあるテーブルに足をかけ、半分寝かかった体勢でご飯を食べるので、こぼすし、何より喉に詰まらせることが心配で足を下ろさせると、その5秒後には足がのっている、という繰り返し。


ちゃんと座ってもらうために、クッションを背中にいれたり、座るところを工夫したりしたのですが、結局ソファに横になり、起き上がれず、「ちょっと何とかしてよ!」となる。


何度も繰り返すので、だんだん私の語気もかなり強いものとなっていき、通報されても仕方ないくらいの壮絶な注意となる。これは本人にとって本当に良くないと思いながら、感情が抑えられないのです…日々反省している。


ベッドで寝かせればとなるのでしょうが、ベッドのある部屋は我々が普段生活するリビングとは異なり、母は1人になる。それは母は嫌らしい。寂しいんだって。リビングにベッドを置くスペースもなく…。


何とかしないとと思いながら、解決策が見つからないまま。うーん…。

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