みどりがめ

若年性アルツハイマーの母との日々と、20代で介護の当事者となり、独身、一人っ子近くに頼…

みどりがめ

若年性アルツハイマーの母との日々と、20代で介護の当事者となり、独身、一人っ子近くに頼る親族なし、女性比率数%の企業で働くこと、の中で感じたことを書きたいです。とある視点として、誰かに知ってもらえたら、そして何か役に立てば。THE YELLOW MONKEYと鶴に救われてる数年。

最近の記事

  • 固定された記事

はじめに

6年前、母が若年性アルツハイマーだと診断されました。 その診断を受けたときは、数ヶ月前からおかしいと思う行動がいくつもあったので、やっぱりなという冷静なものだったように思います。 でも心のどこかで、違ってくれと思っている自分もいました。 仕事で一緒に住んでいなかったし、まだまだ頑張りたいと思っていたときだった。 一人っ子で、父は仕事をまだしていたので、単純に労力を分け合える人が少なかった。ここからどうなっていくのか、不安と思えないくらい不透明な未来だけが目の前にありました

    • 母との日々 2020.1.2

      アルツハイマーになってから、母はほとんど運動をしなくなった。 もともと足が悪かったのもありますが、銅像のようにソファに座り、テレビを見ている。ま、これは昔もあまり変わらないけど(笑)そして、一つ一つにリアクションをする。 運動はするように医師から言われているものの、お医者さんの前ではにこやかに「はい頑張ります☆」と宣言するくせに、家に帰ると言ったことももちろん覚えていないので、「できない」と悪態を我々家族にはつきます。 食事中は前にあるテーブルに足をかけ、半分寝かかった

    • 固定された記事