見出し画像

退職ふりかえり

辞めた理由、実は「なんとなく」ではあるのだが、少し格好をつけて言語化しておこうと思う。本当はこういうのは転職活動中にするべきだろうけどね。

  1. レビュー指摘が後ろ向き:
    物事をみる立ち位置がそもそもマイナス評価であることに馴染めなくなった。お客様と新規PJを立ち上げ、批判す半ば自分の怠慢もあるのだけど、

  2. お客さんから無用な人月費用をムダにせしめようとする:
    これは闇深なのか、あるあるかわからないが、お客様が現状必要としているリソースが2であるのに、無理やり4にして、現状のメンバーを維持しようとする提案をだまくらかして通してしまう。
    その結果、現場は実際には仕事がないのに、「何かをしなければいけなく」なり、月末には「なにか成果物を出せ」と社内で責め立てられる始末。いや、そもそも不要なんだから2人に減らすか、お客様も最悪待機でもいいと言っているんだからそうさせてもらおうよ、と提案するが、成果物はもらっている金額分出さねばならぬの一点張り。無用なところにリソースを使わないといけなくなり、げんなり。

  3. お客様の現状に合わせようとせず、組織内部での無用な潰し合い。
    PJ立ち上げ期ということもあり、成果物フォーマットなんかも全くないような状況。しかし、上司や上司の上司の上司なんかは「かくあるべきだ」論を延々と展開し、成果物をしっかりと定義する間も与えられぬままなんとなく他PJの成果物だけメンバーに展開され、作業に入ってしまい、私はげんなり。もうあんたらが現場リーダー兼任して好きに進めればいいでね?俺やめるからさ。www

  4. 私の問題として、リーダ業務がどうもしっくりこず、おそらく上が求めているレベルに追いつけないし、追いつく気も起こらなくなった
    率直に言って、リーダー業務まっっったく楽しくない。やらないといけないTODOはわかっている(つもり)なのだけど、一向に体が動かない。
    何をやってもメンバからは文句が、上司の上司の上司からはお叱りが。しかし、自分には何も響かない。なんともいえない負のループに陥った。
    やりたくないものはどう頑張っても、いくら積まれてもやりたくないものだと悟った。
    思えば、最初の段階でつまづいてしまって、それを立て直す気力や余裕を持てないままずるずるここまできてしまった。

  5. 私にだけ?キツく当たられて、辛い:
    単純に辛い。前職でも社長からの罵詈雑言などはあり、自分は耐えられる方ではあるが、やはり落ち込むし、なんかそこまでして耐えないといけないことなのか、その先に何かいいことがあるのかと考えてしまった。何よりも、このような平気で人を罵るような環境にあと5年、いや3年、いや1年も身を置いていたいかと問うたときに答えは強いNOだ。このままいたら絶対に不幸になる自信があった。

感情面でたくさん嫌なことをあげたところで、一旦、自身のマネジメント含む技術力について真面目に反省を行う。

  1. 成果物定義をきちんと行う必要があった
    なかなかに難しく、最後までできなかった。そもそも長期的な「計画」を立てるというのができていない。
    →この点は、現状の副業でも同じで、なかなか思い描いていたようにPJが進んでいないので、「計画力」(具体的に、実行時間に落とし込むちから )を会得する必要がある。

  2. 顧客との成果物定義の交渉をもっと行う必要があった
    お客様がゆるーいPJだったのもあって、いちいち成果物の定義は厳密にしておらず、その場その場で必要な成果物を作っていき、やっていたのだが、その節目もいまいち定義せずいろんな物事がずるずると後ろ倒しになっていった。まぁPJ全体としては、他チームの遅れが常にあったので、そこまで表面化はせずんすんだのだが、ここら辺をきちんとハンドリングする能力がね。
    多分今の自分は必要に迫られないとものごとを進められない、完了させられないところがある。もう少し自分でドリブンしていけるようになる必要がある。結局、最後に振り返ると、実際にかかった時間はそこまで多くなく、余裕を作れるはずだったのに、なんとなくの待ち状態で過ごしてしまった時間が長かった。

  3. 当たり前のことでもメンバと共有する必要があった
    例えば、ウォーターフォールの開発モデルについて、当たり前のように適応しているという認識があるものとしてPJを進めていたが、後半になってそ言った当たり前の認識がメンバ間にないことに気がつき、

上記のように、理由を一応並べてみたものの、「なんとなく」あるいは「逃げ」の要素が大きい今回の退職。
それでも、転職先が見つかったのは、エンジニアという職であることと、今の人材不足な状況がプラスに働いた結果であり運が良かった。
そして、そういう転職の仕方で、適当に求人を見て、直感でエントリーし、今とそこまで大きく条件が変わるわけでもない条件で、まぁまぁサクッと入れそうなところを無意識に選んでもいたと思う。なので、この転職がハッピーエンドになるかどうかはまだまだわからない。

と、まぁ不安要素も多々あるのだが、次の職場で実現していきたいことを挙げていこう!

  1. 成果主義で働く

  2. 2-3人のメンバのチームは運営できるようになる

  3. CIを回す開発をする

また続きはどこかで書く。。。


他のブログ様

エンジニアから見たSIerがクソな理由
だいぶ偏っているが(笑 失礼)、SIerにいた身としてはなかなか同意せざるをえない内容。みんな同じ苦しみだなー。
https://budougumi0617.github.io/


万が一サポートいただけた場合は! すべて私の電子部品購入代金に充てさせていただきます! (趣味:電子工作です。またきっと記事も書きます。)