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水と油は混ざるのか?

行政と私の事業の棲み分け

お金はどこまで出るのだろう??

今日の午前はかなり忙しかった。
来年度(2024)の事業へ向けて、いくつも行政機関へ足を運んだ。
子育て支援、社会福祉協議会、保健所――正直疲れた。

浜松市では「子どもの居場所づくり事業」として補助金を出してくれる。
私たちこども食堂を営んでいる者にとってはとてもありがたい✨
今年度(2023)は申請しておらず、来年度の申請を目指して動いている。
必要なお金は私たちのポケットマネーから全てを賄っていては、持続可能ではなくなってしまう。
あくまで、外からお金を引っ張ってきて、それを子どもたちのために充てる。それが正しいと思っている。

地域のボランティアの方々も、全て代表である私の意見をほいほい聞いているわけではない。
あくまで地域のこども食堂は、地域主体で動かしていかなければならない。
私は、その手助けとして一時的に舞い戻ったに過ぎない。

今まで運営していく中で、ガタがきている部分を直しながら、刷新していくことが求められている。
そのために、お金が必要になる。

お金は必要だが、問題はどれだけ出るのかだ。
概ね来年度、行政からの補助金を使ったとしても30万円程度になると算出しているが、それだけでは結構足りない。
さらに私が苦しいと思っているのは、他の助成金と併用できない。
ただ、それ以外に探せば色々と使えるものはあるため、一年間で色々と勉強していかなければならない。

例は千葉県松戸市の補助金事業だが、探せば色々あるはず‼
浜松市も2022年度より開設

私の事業については……

今運営しているこども食堂に加え、来年度私は独立するため、そのためのお金もどれだけるのか。
これは意外に、子ども関連の事業であれば助成はいただけるとのこと。
ただ、夜はお酒を出しながら学生や企業と子どもに関しての事業の計画を立てていくため、そこは全くでないとのこと(当たり前だが)。

教員だった私も、公務員であるため縦割り事業であることは重々分かる。
責任の所在がはっきりしないからだ。
ただ、「子どもの居場所づくり事業」と、向かうべき方向性は一緒であるため、そこはかなり理解してもらっていたことに驚いた。
もちろんいただけるものはいただく所存だ。
そこから、少しずつ拡大していく。

行政は分かってくれていた

動きにくい公務員が嫌だった

今思えば、教員だった頃はかなり動きにくかった。
今のこども食堂を立ち上げる時にも、自治会の会合に説明する必要があったのだが、あくまで教諭の立場てあったため、その都度管理職の許可が必要になった。
それではなかなか自分が思っているように動けない。
私は、自由に動き回りながら全体を俯瞰し、必要なところに入りこんでいきたい。それができるのが今の立場。

すぐに飛んでいけないもどかしさはある。
しかし、教員を離れた私の立場ではどこまで地域の子どもたちの情報が入ってくるかは分からない。
事業を少しずつ軌道に乗せたら自然と集まるのか、それとも他の関係機関と協力しながら探し出していく必要があるのか……未知数だ。

案外、動きにくかった教員時代も子どもや世帯の情報は入ってくるため良かった部分もあったなぁと、今になって思う。

固まりつつある形態

夜はお酒を出しながら、学生や企業と計画を立てていくことを目的にしていくが、どのような資格や許可が必要なのか、あまり分かっていなかった。
今日はっきりしたことは、お酒や食べ物は封を開けなければ「食品衛生管理者」の資格はいらず、保健所の視察も必要がないってことだ。
あくまでイートインスペースとして開放している名目でいい。

そうなると保健所の管轄ではない(らしい……)。
次なる目的の場所は税務署になる。

今日一日で分かったことは行政は分かってくれていたこと。
決して敵ではなく、これからも共に地域のために歩んで行く仲間だった。

どこまで子どものためにできるかを考えられる一冊

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