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動画で摂るか文章で摂るかの日記

音声入力で思いついたままに書きました。ふと思ったんですけど、情報収集する際にテキストで済ませるか、動画で済ませるか、これ結構好みが分かれると思うんですね。例えば動画なんですが、私の周りでも動画が好きという人も少なくありません。だって動画って分かりやすいですよね。一般的なYouTubeとか思い浮かべて欲しいんですけど、投稿者がストーリー仕立てでテンポよく話してくれますよね。編集もされていて、テロップなんかも出てきます。大変リッチです。伝えたいことが明確で、とにかくわかりやすい。ゆえにさくっと要点だけ押さえられそう。情報収集系のYouTubeチャンネルとか見ているとこんな傾向があるように思います。余談ですが、最近のYouTubeのコンテンツってどれも完成度が高くて、ちょっと前までテレビで見ていたようなコンテンツがごろごろ転がっている印象を受けました。思わず見入ってしまうようなものばっかりで、うっかり仕事を忘れてしまってはや2時間とかありそうです。

本題なんですが、個人的にはテキストでの情報収集が好きです。要するに本とか、記事だとか、そういう文字で繋がれている情報の方が頭に入って来やすい気がするんですね。まぁ編集されているとか、構成がしっかりしていると言う前提になるんですけども、大体目次だとか冒頭のサマリーとかを見ると全体像が掴めるし、拾い読みなんかもしやすいですよね。もちろん全体をさっと読むのもいいんですけど前後の文脈だとか印象に残った部分だとか、すごく振り返りやすいと思うんですね。これを動画でやろうと思ったときには、例えば開始から25分後のこのシーン、と言うふうに覚えとかないといけなかったりだとか、何かメモを残さないといけないと思った場合にはスクリーンショットを撮ったり。ただこれも良し悪しあると思うんですけど、そのスクリーンショットの整理も必要になりますよね。こんな感じで、まだ言語化できていないんですけど、動画より文字で情報収集したいなぁって思うようになってます。

もうちょっと考えてみたんですけど、例えば動画だとせいぜい2倍速でしか流せないですよね。2倍速を過ぎるとたちまちに何言ってるか分かんなくなってしまうし、例えばテロップが出てくるタイミングだとか、強調の効果音とか、どこかちぐはぐになって情報収集としてはノイズになってしまうんじゃないかなって思ってます。要するに普段聞く音声とか見る映像とか、ある程度決まった形式があって何と言うでしょうプロトコルといいますか、摂取するには最適な形がきっとあると思うんですね。動画の倍速は少しふさわしくないというか、ある意味型破りなのかなって思います。

じゃぁテキストの倍速ってどうなんだろうって考えたんですけど、私は結構好きですね、というのも文字以外の情報がほとんどないから(本であればどこまでめくったとか、手から得られる触覚情報もあるかもですが)です。動画と違って受け取る形がワンパターンで済むと思うんですね。動画の場合だと、音声やテロップなどの文字情報、他には投稿者の表情とか非言語コミュニケーションとか、まぁいろんな形で情報を受け取ると思うんですね。さっきと繰り返しになってしまうんですけど、個人的には、動画の方はうまいことをコーディネートされていないとただのノイズに感じられます。だけど文字情報であればまぁ頭の中で文字を映像として再構築もできるし脳内で音声に起こすこともできるし、何かこう自由がきくというか、扱いやすい気がします。だからこそ、例えば倍速だとか3倍速で読む時も、調整しないといけないパラメーターも少ないし、情報処理の負担が動画よりも軽い気がします。全く根拠に乏しいので実に体感的なところなんですけども…。

こんなふうに、仕事に関わりのある動画をYouTubeでちょっと漁ってたんですけど、やっぱり文章で読んだ方が頭に入ってくるし覚えておきやすいなぁってちょっと思ってます。人間の記憶の得意パターンて結構個人差があって、例えば映像記憶が得意な人もいれば読んだことを忘れないで済むだとか、聞いた事は覚えているとか、それぞれ得意不得意があるんじゃないかなってのも納得がいくんですけどね。

たまたま私が文章で記憶するのが得意なだけかもしれないんですけど、限られた時間で成果を最大化しようと思ったら、自分の土俵で戦ったり得意なやり方でやったほうがいいんだろうなって思いました。裏を返せば苦手な覚え方とか戦い方を回避するためにも現状を正しく認識する事は割と大事なんだなって思います。苦手なことに時間を使いたくないし、得意なことをする方が心も安らかです。安らかに1日を終えて翌日もパフォーマンスよく働くためにも、とまあ、いろいろ思った次第です。さて、とりあえず書き立てホヤホヤのこの文章、1日寝かして読み直してみます。

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