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幹事の3サイズ

昨日のお題は「コミュニティの発展の流れ②」

コミュニティの発展は、人の動きのデザインに着目すると「1.思想のデザイン」→「2.集団のデザイン」→「3.習慣のデザイン」という流れ、と言えるでしょう。

その流れに沿って、コミュニティの発展の流れを宗教になぞらえると、①教祖による開祖→②弟子の誕生・教義の集約→③教義の経典化・経典の普及→④経典の一般化→⑤教会の誕生、という動きになると思います。

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さて、今日のお題は「幹事の3サイズ」

コミュニティ設計の考え方

サイモン・シネックの脳の作りに基づく物事の考え方=「ゴールデン・サークル」を援用したコミュニティの設計の仕方を、2回に分けて共有させて頂きました。

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改めて整理すると、このようになります。

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これをコミュラボに当てはめると、このように整理できます。

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ちなみに、サイモンは、リーダーシップについて次のように述べています。これは「幹事」にも通じる考え方です。

理念を掲げて社会を巻き込む力をもつリーダーは、思考を「WHAT」からではなく、「WHY」から始めるという共通点をもっている。

「幹事」の3サイズ

そんな「幹事」は、その立ち位置に応じて、次の3つのタイプに整理できると思います。その頭文字が「L」「M」「S」であることから、「幹事の3サイズ」と呼んでいます。

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①Leader

コミュニティに必要な「旗」に関する問題意識や知見があり、それを自ら掲げ、仲間を集う存在。事を成す際に必要な活動の設計や、役割分担などを先導します。

②Mid Fielder

経験や知見はなくとも、コミュニティを立ち上げる意欲や人間性、ニーズへの対応や動きの速さなどで、幹事になるタイプです。周りに自分と共に活動してくれる「セカンドペンギン」的な仲間がいると、スムーズに立ち上がります。

③Supported

自ら旗を掲げたり、掲げた仲間を支えたり、のどっちも難しいけれど、旗を掲げる熱意はあるパターン。「思わず支えたい!」と思われ、旗の明確化から、活動の設計、幹事の組成なども、なんだか放って置けなくて思わず手伝いたいと思わせる空気感をまとっています。

まとめ

自分の強みやキャラクター、立ち上げようとしているコミュニティの内容や周りを取り巻く人によって、どの「立ち位置」を取ることが、自分にとっても、周りの仲間にとっても心地よいか、の観点から3サイズのどれにするかを選べば良いと思います。正解はありません!あなた次第です!



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