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新卒で横断チームに配属されたエンジニアが気づいたこと、大切だと思ったこと

1.はじめに

皆さんはじめまして!
G2 Studios 20卒エンジニアのK.Yと申します。

私は2020年4月にG2 Studiosに新卒として入社しました。その後半年間の研修を経て、同年度10月に‟テクニカルマネジメント”という横断チームに配属されました(以降‟テクマネ”と略します)

今回はテクマネに配属されてからの半年で私が気づいたこと、大切だと思ったことに関して綴らせていただきます。‟ゲーム開発の現場の雰囲気”などについては話題として触れないため、そこら辺の情報を知りたい方は他のG2社員の記事を読んでいただけますと幸いです(笑)(他のG2の記事はコチラ)

ちなみに、ヘッダーの画像は愛猫のラテ君です♡

2.テクマネの業務内容

私はテクマネの‟開発サポート”に所属しています。主に、社内のゲーム開発プロジェクト全てに対し技術的なサポートを行っており、多種多様な業務を日々行っています。

主な業務内容
プロジェクトサポート
 ・新規プロジェクト立ち上げサポート
 ・プロジェクト向けツール開発
 ・障害対応サポート
ツール開発 / 運用
 ・社内アプリテストツールの運用
 ・社内向けツール開発
★共通化
 ・各種ドキュメント、ガイドライン作成
 ・ライブラリ開発、保守運用
★その他
 
・各プロジェクトのデータ分析の環境整備
 ・ios/Android デベロッパー管理(ストア申請あれこれ)
 ・エンジニア採用 / 育成

テクマネ内には他にも‟インフラチーム”と‟情報システムチーム”があるのですが、今回は説明を割愛させていただきます。

長々と説明させていただきましたが簡単に言うと、『各プロジェクトのゲーム開発を技術的な面で色々とサポートするチーム』です!

3.半年間での気づき、大切だと思ったこと

大きく3点あります。

1. プログラムの根幹を理解すれば、多言語にも適応しやすくなる
2. わからないことは、すぐにわからないと伝える
3. 相談する前に、相談事項や要点等は整理しておく

1つずつ説明させていただきます。

3.1. プログラムの根幹にある考え方はどの言語も同じ

私は業務の中で、未経験の言語を使用し開発を行うことが何度かありました。配属当時の私は新しい言語の習得に時間がかかり、かなり苦戦してしまいました。
その際に上司に相談をしたところ、下記の指摘をされました。

① プログラムの根幹のオブジェクト指向、設計、クラス等への理解が浅い
② 基礎をしっかり理解すれば、他言語にも適応しやすくなる

私は学生時代、Unityでのゲーム開発手法と並行してプログラム(C#)の習得を行いました。そのため、プログラムの表面上しか理解しておらず、オブジェクト指向や,クラス設計等は雰囲気で何となくしか理解できていませんでした...orz

その後、私は幸いにもタスクを通して上司にフィードバックをいただくことができ、抜けかけていたプログラムの基礎部分の理解を深めることができました。
その結果、今では未経験の言語を使用しての開発も、ある程度スムーズに行えるようになりました。

今この記事をを読んでくださっているエンジニア志望の学生の皆さんは、ぜひ、Unityなどのゲームエンジンの使い方だけではなく、根幹にあるプログラムの基礎の理解も深めてみてください。
結構当たり前のことかもしれませんが、そういった土台の基礎は今後の開発できっと皆さんの助けになると思います!


3.2. わからないことは、すぐにわからないと伝える

テクマネでは未経験の業務をたくさん経験させていただける反面、毎日がわからないことだらけでした。そのため、ある程度調べてわからないことや気になることは、すぐに上司に相談するようにしていました。

とくにプログラムやツール関連でいくら調べてもわからないことは、詳しい上司に相談したら一瞬で解決することが結構あります。

もちろんある程度は自分で解決策を調べることも大事ですし、『相談する時間が迷惑ではないか?』と消極的になってしまう方の気持ちもわかります。(昔の私がそうでした(笑))
しかしG2 Studiosの(特に)新卒においては、『スピード感を持って理解・実装していく』ことが求められるため、わからないことはすぐに聞くようにしていました。

3.3. 相談する前に、相談事項や要点等は整理しておく

先程から話に何度か登場している私の上司ですが、まさに横断チームを体現しているような方なので、基本何かしらの会議や作業に追われている事が多いです。
先程の話題で『積極的に相談しましょう!』と書いておきながら、私自身は物理的に上司と相談できるタイミングが限られています(笑)

そのため、私は上司になにかしら相談事項がある際、『何に困っているのか?』『具体的にどこで詰まっているのか?』等を簡潔にまとめておき、相談事項をスムーズに伝えられるように心がけています。

要点をまとめる段階で自分の考えも整理することができるため、案外ポロッと自己解決することもしばしば... 非常にオススメです(笑)

4.最後に

今回色々と綴らせていただきましたが、お察しの通り、私はエンジニアながら技術的な面でわからないことが多く、同期の中でも『一番‟テクニカル”という言葉から遠い存在のエンジニア』でした(笑)

しかし、上司に仕事を教えていただいた中で気づいたこと、大切だと思ったことを実践したことにより、未経験の言語やツール、その他諸々のタスクへの苦手意識を克服することができました。

今では開発サポートの『来週の自分がやっているタスクが予想できない状況』を少し楽しむことができるようになりました。(もちろんまだまだ未熟なので大変なことも多いですが(笑))

今回のこの記事は、『エンジニアになりたいけど、技術的に不安な部分が多い』方にぜひ参考にしていただけるとありがたいなと思います。
(一定層に需要があると信じて...(笑))


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