昆虫食の5つの危険性
昆虫食とは、その名の通りコオロギやバッタなどの昆虫を食材として使った料理や食事のことを言います。
皆さんも一度は見かけたことがあるのではないでしょうか?
昆虫食には
・栄養豊富(タンパク質含有量は肉や魚の約3倍!)
・家畜と比較して水や飼料が少なく済む
・コストが抑えられる(狭いスペースで飼育できる、成長スピードが早い)
などのメリットがあります。
その反面、次の5つの危険性が疑われていることも事実です。
①血液を腐敗させる!?
東京都の町田市の「大吉漢方メル薬局」の大内代表によると
と主張しています。
他にも、ゴキブリやコオロギは
・不衛生
・死骸などを共食いする
ことから体に毒素を溜め込んでいる恐れを指摘しています。
それらを口にすることで、
「血液を腐敗させることによる血栓などの増加」
が疑われています。
②アレルギーを引き起こす
昆虫食を食べることで、カニやエビなどの甲殻類同様にアレルギーを引き起こす恐れがあります。
これは甲殻類にも含まれる
・トロポミオシン
・アルギニンキナーゼ
・トロポニン
などのアレルゲン物質が、昆虫にも含まれることが原因となっています。
国際的な機関であるFAOも
と懸念しています。
これらのように、昆虫食にはアレルギーが疑われていますが、
「現段階ではアレルギーの表示義務はありません」
昆虫食が含まれている食品を見極める方法は、
記事の後半で解説致します。
③食中毒や寄生虫による危険性
昆虫食は、食中毒を引き起こす
「カンピロバクター菌」や「サルモネラ菌」
などの宿主となるため注意が必要です。
他にも、魚介類同様に寄生虫による食中毒のリスクも考えられるため、昆虫を生で食べる場合は注意が必要です。
④残留農薬
昆虫養殖業者の中には、コストを抑えて飼育するために
「危険な農薬が残留している植物」
を餌に与えている可能性が高いです。
農薬としてよく使用されるものとして
「有機リン酸系農薬」
が挙げられます。
有機リン酸系農薬は、殺虫剤のひとつです。
生物の神経伝達物質である、アセチルコリンと結びつき、神経を異常に興奮させることで、虫がそれに耐えられなくなり殺虫を行っています。
しかし、人間も生物である以上アセチルコリンが体内に存在しています。
有機リン酸系農薬が体内に入ると
・不整脈
・器官や眼に対する刺激性
・頭痛
・めまい
・筋力低下
・自律神経障害
などの「急性ムスカリン症状」を引き起こしてしまいます。
急性ムスカリン症状は、タバコに含まれる「ニコチン」を摂取した時と同じ症状になります。
⑤遺伝子組み換え飼料
先程解説した残留農薬同様、餌のコストを抑えるために「遺伝子組み換え飼料」が使われている恐れがあります。
遺伝子組み換えは多くの研究結果から
・発ガン性
・アレルギーを引き起こす
・催奇性
・不妊化
・白血病
などの危険性が報告されています。
昆虫食は、発展途中で研究などが進められていませんが、
既にこれだけの危険性が潜んでいます。
また、今後研究が進められるにつれて、さらなる危険性が見つかる可能性もあります。
そのため、中長期的な摂取による安全性が確立されるまでは
避けたほうが良いかもしれません。
昆虫食の見極め方
現段階でわかっていることとして、昆虫食が使われている食品の原材料表示には、次のような記載がされてあります。
・「バッタパウダー」や「〇〇コオロギ」などのように、
はっきりと記載されている
・「ドライクリケット」と表記される
現段階では、以上のことしか判明していないため、見極める際の判断基準にしてみてください。
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