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研究における新奇性

今回も他の方の記事を引用です。

研究をするうえで大事なことの一つ、オリジナリティ。
誰かが前に発表した研究と全く同じ研究を発表することはできません。

研究指導という名のM1・M2と指導教官が集まって順番に研究の進捗具合を報告してみんなからアドバイスを受けるという授業がありまして。

私の報告は6月頃だったのですが、M2の美人の先輩に「みゅーりさんなりの新奇性を見つけ出せるといいですね」とのお言葉をいただきました。

それから考えています。新奇性とはなんぞや。

そしてこんな記事を発見しました。

松永先生の研究に関する記事はおバカな私でもわかりやすく、実践しやすそうなものが多い印象です。直接指導を受けてみたいななんて思っています。

そう、それで。新奇性の話。

私はM2の美人の先輩(2回目)に上記のお言葉をいただいてから、新奇性について思い悩み、完全に新奇性=誰も研究したことのない未知の領域くらいに考えていました。

しかし、先行研究を漁れば漁るほど、そんなん無理ですやん!みたいな状況なわけで。似たような研究ならあるし、新奇性って言ったって。。。

と思っていたところに上記の記事ですよ!

以下引用です。

これは、とにかく既存の――Google ScholarやCiNiiでヒットする――論文で取り上げられていないトピックに焦点をあてれば、それで「新奇性のある論文」になって万事OK!となるのでしょうか、と言い換えてもいいかもしれません。

私の頭の中はもう、本当にこれでした。しかし、

答えは、NOです。

え、どういうこと?何で?

その答えもわかりやすく書いてありました。気になる方は上の松永先生の記事へどうぞ。

というわけで、新奇性といってもものすごく何か新しいことを研究テーマにしなくてもよさそうだ。

松永先生の記事では新奇性の7つの類型を紹介しています。なるほど。こんな感じで考えれば、私の2か月間の「新奇性呪縛」から解き放たれそうな心持になりました。

そして記事の最後のお言葉が沁みました。引用させていただきます。

優先順位としては、まずしっかりとあなた自身の問題意識を絞り込んで研究テーマに結実させること。次いで、そのテーマを追求するうえで、既存のよくあるやり方ではなく、何か「新規性」をもったやり方で研究を進めるうまいやり方はないかと工夫する。この順番で考えていくのが大事です。

研究指導の授業で先輩方にたくさんのご意見をいただきました。その中で、自分がやりたいこととかけ離れているなぁと思いながらも、研究に関してはど素人なので、先輩方からのアドバイスを取り入れたほうがいいのかななんて悩んだりもしました。

でも、自分が持ったテーマは大事にしなければいけないと思いましたし、私の中ではこの研究テーマは社会的意義のある研究の基礎研究であると思えることができました。

なので、頑張りたいと思います!!!

サポートいただけたらそんな嬉しいことはありません。大学院生になったので研究費の足しにして、もっと発信できるようにしたいです。