茶漬け用語集

随時更新していきます.

茶漬けの構造

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茶漬け
主に米飯に茶をかけた料理.
バリエーションとしては湯漬け,出汁漬け,汁かけ飯など.
構成要素としては,
米,掛け物(茶や出汁,湯など),具,吸口,調味料.

掛け物
茶漬けと「混ぜご飯」を分かつ液体.
一般には緑茶を用いる.
湯を用いたものを湯漬けといい,戦国武将も愛するなど歴史は古い.
出し汁を用いると出汁漬け(だし茶漬け)となる.
さらに味噌汁などを掛け物とする場合もあるが,このあたりからは茶漬けの外延的定義の限界に挑むこととなる.
本研究では茶飲料を基本とし,緑茶,黒豆茶,麦茶はもとより,
紅茶,マテ茶,ルイボスティー,ジャスミン茶,なんならミルクティーなどに挑むことも厭わない.


メイン具材のこと.鮭茶漬けにおける鮭の役割を指す.
一般的には鮭など.

吸い口
脇役として具を引き立てるものを「吸い口」という.

汁物に香りを添えるために少量浮かべるもの。ゆずの皮・しょうが・木の芽・わさびなどをよく用いる。
『和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典』

調味料
塩,醤油その他の調味料.
烏賊の塩辛など,具材と調味料の性質を併せ持つものも存在し,
このあたりは今後定義が変わるかもしれない.

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