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オカン化するファンとポケモンスリープと大学院進学の話

今回も、架空の話を混ぜて語っていきたい。

とある芸人の方のツイキャス有料配信を毎週毎週聞いている。楽しみを超えて生活に必要不可欠なものとなっており、その芸人さんがライブの準備などで配信されないときは精神がほんの少し不安定になるレベルである。(その場合は自分がツイキャスでお絵描き配信をしている。)

上から目線で恐縮なのだが、その芸人の面白さがもっと周知されたらいいのにと思っている。今は連絡が取れなくなった、その芸人さんを教えてくれた友人だってそう思っているはずなのだ。

そんなこんなで、考えに考えた結果、街録チャンネルの三谷さんにメールを送りたいと思っている。私はその芸人さんが街録チャンネルに出るのを見たいし、その友人だってきっと見たいはずだ、たぶん。

これもきしょめなのだが、他の芸人の方がその芸人さんを天才だとほめている動画を探して観ている。そのうちの一つがこれである。

https://www.youtube.com/watch?v=Nk3UxVpVTO0&t=430s

真昼間に酔っぱらって外を歩いている、という話を聞いて、「そんなんあかんてお酒飲みすぎで心配やわ」と思ってしまった。オカン化である。酒を飲むかどうかは本人の裁量である。ただの1ファンとして、オカン化はよくない。(ほかのファンの方がオカン化するのを否定する意図はありません悪しからず)自らのオカン化は食い止めたい所存である。

お酒飲みすぎで心配やわとか言いながら、この文章は赤ワインをしこたま飲んで酔っ払って書いている。

なお、その芸人さんは教育虐待を受けた経験があり、共感が止まらない。もちろん違う点もあるのだが、教育虐待は中流以上の家庭で起こりがちであるため、衣食住は保証されたうえでの精神的な地獄が外部には理解されにくい点がある。その点が共感できる場があるのはありがたい限りである。

その芸人さんは教養があり、配信を聞いていると新しい知識が増えるのだ。Twitter(現X)では小学生レベルの下ネタをいいまくっており、なんやねんこれと思うときもあるが、その根底には哲学や教養があるのだ。

笑いの神様、あの芸人さんを見てあげてください!!(心からの絶叫)

それはさておき、睡眠改善アプリであるポケモンスリープの話をしたい。月曜日から二週間、エンテイリサーチウィークが開催されている。わくわくして眠れないという本末転倒な状況だ。

エンテイというポケモンは炎ポケモンで、2000年には「結晶塔の帝王 ENTEI」というタイトルで劇場版アニメにもなっているようだ。そのエンテイがポケモンスリープにも実装されるということで、それに先立ち炎タイプウィークというイベントがあった。そこでロコンという超絶可愛いポケモンが実装された。

可愛すぎるポケモン

かわいい、とにかくかわいい。そしてこのポケモン、進化してキュウコンになっても素敵なのである。サムネイルの一番左がキュウコンなのだが、かわいいを超えてなんだか神々しい。ロコンはかわいい子ぎつねという雰囲気でこれもすごくいい。

初めて見るロコンを捕獲しまくった結果、なかなか強い個体をゲットした。頑張って育てている。

そういえば、このアプリはネロリ博士という人物はプレイヤーに睡眠リサーチを依頼する、というところから物語が始まる。

今回のイベントでは「ワカクサ本島で火山活動が活発だからリサーチしてくれ」と笑顔でのたまっていた。火山活動である。火山活動と言えば雲仙普賢岳であり、御岳山の水蒸気噴火である。命をかけた睡眠リサーチなのだ。ゼミ生に命を懸けてこいとは、ネロリ博士の講座はなかなかのブラックゼミであるといえよう。

そういえば、私の兄弟が地学研究科の大学院生のころ、火山に関する論文を読んでいたような気がする。たしかマグマの質についての研究だったはずだ。私は違う専攻なのだが、その論文に書いてあった英単語が私の分野での意味と違う意味だったのがとても印象的であった。

マジでどうでもいい話だが、大学院はマジで指導教官ガチャの部分がある。特にロンダリングといわれる、大学(学部、と呼ばれることが多い)と大学院が違う場合はそれぞれの教員の人格がわからないので業績だけで選んだら、どぎついハラスメントを受ける可能性がある。

私もロンダ組なのだが、一生懸命に進学先の教員のHPとそこの論文を参照して、二人まで指導教員の候補をしぼった。私の通っていた大学は微妙なランクだったので大学院に進学する学生は珍しかった。周りが就職活動に苦戦する中、ひたすら受験勉強をしていた。母親は「女なのにまだ進学するなんて」と泣いて反対していたが無視した。精神的にきつかった。

入試の日、今でも覚えているのだが、英語の試験の後に専門科目の試験だった。最初の英語がマジで難しかった。全部ヒエログリフにみえた。古文書かよ。全く解けずに、「これはもう終わった・・・。」と不合格を覚悟した。もう帰ろうかとおもったが、バイト代から受験料を出していたので、「せっかくだから、全部試験を受けてから帰ろう」となけなしのやる気を振り絞った。

昼食を終えて、午後の専門科目の試験を受けた。試験問題を見て、私は興奮した。わかる!解ける!(午前の英語にくらべたら)

はやる気持ちを抑えて、必死に問題を解いた。そして私は受かった。しかも上から数えたほうが早い順位で。奨学金の順位は二位だった。

後から考えたら、私の通っていた微妙な大学に、ロンダ先の教員が非常勤として講義をしてくれていた。専門科目の問題は、その講義の期末問題にかなり近かった。おそらく出題委員をされていたのだろうと今では思う。

こういっては何だが、私は強運の持ち主だと思う。子供のころから発達障害グレーゾーン(大学病院で診断された)で3歳児で家出したり、道を歩けば池やどぶにはまりまくり、海水浴に行けば海の向こうに行こうとして遊泳区域を越えてレスキューが出動したりしてるのにいまだに生きている。運がいいとしか言えない。

ちなみに、大学院では周りが優秀すぎてびびることも多かったが、進学できて本当によかった。母親は泣いていたが、進学したことは私にとって人生史上最大レベルの大きな決断だった。

微妙な大学からそれなりの大学院の進学、しかも点数が高かったので、いろんな先生が「ファキ田さん(私)、よく頑張ったね」と声をかけてくださった。ありがたいことに、進学先の教員の先生方も交えて、飲み会までひらいてくださった。飲み会の時「ファキ田さんは、指導教員はどうするの」と聞かれて、「○○先生と××先生で迷っています」と答えた。その瞬間、先生は鬼の形相で、

「○○さんにしなさい!絶対に間違いないから!!」

と絶叫した。私はおののき、その言葉に従った。あとから知ったのだが、××先生は学生を精神的につぶすことで有名な人だった。○○先生は厳しかったが人格的に優れた先生で、おかげで私の人生はなんとかなった。指導教官ガチャはSSRを引けて良かった。こんな不出来な弟子で申し訳ない限りである。

ポケモンの話をしていたのに、なんだかおかしな方向にすすんでしまった。

再度申し上げるが、この話には架空の物語が含まれている。

補足:ポケモンスリープを題材としたコントを見つけたので張っておきたい。


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