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【2020年以降の生存戦略1】 今後訪れる2つのフェーズ


FX成功法則の城北忠明(しろきたただあき)です。

私は、何年も前から「今の時代を生き抜いて、次の時代を生きるための方法」をお伝えしてきました。そして、そんな過去コンテンツをnoteのマガジンとしてまとめて公開しています。

正直、過去コンテンツの「トレード完全マニュアル」「成功ルール」で必要なことはすべてお伝えしているのですが・・・
2020年になったタイミングで、私ははっきりと「今年は歴史に残る年になる」と言いました。

それまで “時代の変わり目” だと言い続けてきたことが徐々に顕在化しており、いよいよ、すべての人が疑いようがなく自覚できる段階になったと思うのです。


ただ・・・ 今は、誰もが情報発信できる世の中です。

各種SNSやYoutubeなどで以前よりも情報が広がりやすくなった一方、だからこそ、私が懸念していることがあります。

まずは、一通りの概要だけでも先に伝わればいいという判断で、この投稿をしていきます。

私が伝えてきたこと



コロナ以降、世界は変わりました。もう元の世界に戻ることはありません。

なぜそこまで言えるのか?については、これから高確率で起こるであろうイベントを経験することで、より実感してくるでしょう。

私がずっと言い続けてきたのは、「ダウントレンド」という言葉です。

もしかすると、それを日本限定で伝えていたように思われるかもしれませんが、そもそも、日本だけということはありえません。

世界はつながっていますので、世界全体の流れとして、そうなっていくということでお伝えしています。
(それぞれの場所によって、大きなダウンなのか小さなダウンなのかの違いがあるだけです)


ダウントレンドになるとどうなるのか?
一言で言えば、あらゆる問題の顕在化が起こります。

繰り返しますが、これは、“あらゆる問題” に関して・・・
つまり、経済だけのことではなく、国も社会も個人も、何もかもです。

これまで、人々は問題という問題を先送りし続けてきました。隠して、ごまかして、フタをしてきたのです。

でも、問題自体がなくなっているわけではないのだから、いずれはそれらが表に出てくる時がやってきます。

これまでの世界というのは、居心地が良いものでした。

「いや、全然心地良くなんてない」という人もいるかもしれませんが、そんな人でも、少なくともこれまでは普通に生きてこれたわけです。

そこまで大きな苦労をしなくても、毎日食べて寝て、適度に娯楽も楽しんできた・・・

そんな世界が、現実に変わることになります。

現実の世界が訪れると、これまで信じて、頼っていたものが幻想だったことに気づきます。

このような変化に対して、「悪くなった」ととらえる人もいます。実際、多くの人はそうとらえるかもしれません。

しかし、悪くなったのではありません。
多くの人がこれまで信じていたものが偽りだっただけで、こちらの方が本当の世の中・・・本来あるべき元の世界に戻っただけなのです。


私が長年一貫して伝えているメッセージとして、「あらゆる物事を相対化する」という考え方があります。

相対化という言葉に馴染みがない人もいるかもしれませんが、要するに、「絶対化」の反対です。(=絶対化しない)

これまで絶対視して、信じて、こだわってきたもの・・・ たくさんあると思うのですが、それらを “手放す” という意味です。

私自身は、昔からこだわりや執着というものがない人間でした。
逆説的に聞こえるかもしれませんが、だからこそ、投資がうまくいって資産を築くことができたということも、今だからわかります。

この「相対化」がなぜ必要になるのかというと、そうしなければ、本当のことが見えないからです。

何かを信じ込むことを “盲信” と言ったりしますが、盲目だと何も見えない状態のはずです。

このように、何かを信じれば信じるほど、本当の正しさが見えなくなってしまう・・・

別の言い方では、「思考停止」というのも同じような意味合いになります。
つまり、何かを信じていると、思考が止まってしまい、思考が止まると、正しいものが見えない・・・

だとすれば、正しい判断をするために必要となる最初のステップが、「何かを信じたり固執することをやめる(=相対化)」ということなのです。


これから何が変わるのか?



この世界を取り巻くあらゆる物事が変わっていくのですが、その中で一番大きな変化は何か?

多くの人たちが信じていて、信じられているからこそもっとも影響力のあるもの・・・

それは、お金。 マネーです。


私が、お金についての考え方をまとめたのは10年前でした。

その後、成功ルールの「お金について」でもお伝えしたことですが、お金というものほど、多くの人が信じている「宗教」はありません。

もちろん、お金だけで100%すべてが変わるとは言いません。
お金だけではない関係性もあるでしょうし、金銭授受だけが目的ではない仕事などもあるでしょう。

しかし、実際問題として、世の中はかなりの割合でお金が関連し、影響しています。

だからこそ、「お金が変われば、あらゆる物事が変わってくる」と言えるのです。


私は10年以上前から、「簡単にお金を稼げる方法」として投資の手法をご紹介してきました。

しかし、それと同時にずっと言い続けてきたのが、
(今はお金が価値があるから良いけれども)いずれはお金以外のものに目を向けなければいけないということ。

つまり、お金という価値を、別の価値に変えていかなければいけないからこそ、
「本当の価値とは何か?」「望み通りに幸せに生きるためにはどうすればいいか?」ということを、その都度お伝えしてきました。

それをまとめたのが「成功ルール」という内容で、私としては、このメッセージが伝わるのであれば、お金を稼ぐ方法などはどちらでもいいことだと思っています。

最終的に、成功する考え方や幸せに生きる方法さえ知っていれば、必要なものは(お金も含めて)自然に手に入るからです。

逆に、そのような考え方を持っていなければ、お金だけでなく、その他あらゆるものを失ってしまいます。


とはいえ、それでもまずは「お金を手に入れることが先決」ということも知っています。

少なくとも、現時点ではまだお金は価値のあるものであり、さらに、2020年現在はコロナの問題もあって、それこそ、お金がなければ死活問題にもなり得る・・・

当面の間は、“現実的に” お金が重要になるのです。


昨今の風潮に対する懸念



コロナ以降、ネット上での情報発信がさらに目立ってきたように思います。

発信する人が増えると同時に、在宅で時間が生まれたことによって、それらを目にする人の数も増えてきたわけですが・・・

実は、これが、私の懸念していることです。
これの何が良くないのかというと、これによって「質の低い情報発信が増えている」と感じるのです。


私は基本的に、情報というものを遮断して生きている人間です。
ほとんど人と会いませんし、テレビや新聞、ニュースのようなものを見ることもありません。

それでも、それなりの額の資産運用をしている投資家でもありますので、いくつか質の高い情報は昔から仕入れるようにしています。

だからこそ言えるのですが、たまにネット上で溢れる情報を目にすると心配になるのです。


SNSでもYoutubeなどでも、情報発信している人たちは同じようなことばかり言っています・・・
これからの世の中はこうなる!こうしなければいけない!

まるで、どこかで聞いたことをそのまま受け売りで言っているかのようで、その人自身の考えで生まれているものではないからか、どこか浅はかに聞こえます。

そして、だからこそ、そのようなものを見て感情や思考を動かされる人たちがいると、心配になるのです。


今回、まずは早めに伝えておかなければいけないと思ったのは、このことです。

ネットの情報などを見て、信じて、自分の頭で考えることを止めてしまってはいけません。

また、その人がどんな目的で、なぜその発信をしているのかを考えなければいけません。


今後訪れる2つのフェーズ



私は、投資をしている関係で、特に目につくのが “これからの経済に関すること” です。

「これから大不況になる」というような論調を多々見かけました。

それは確かにそうなのです。私が以前から伝えているダウントレンドというのは、その動きに備えたものです。

また、それと同時に、そうなるからこそ、人とのつながりや助け合いが必要になるというような考え方も見かけました。
お金よりも、人間らしさが大切だと・・・


それも確かに、私も以前から言ってきたことと一見一致しているのですが、実際は少し違います。

このようなメッセージというのは、その言葉の表面だけを聞くと誤解してしまう危険性があるのです。

基本的に、“聞こえのいいメッセージ” というのは、そのまま鵜呑みにしてしまってはいけないのですが、
そのような発信をする人自身が一部分の理解だけで発信しているため、どうしても本質からは外れてきます。


まず、経済に関しては、私はトレーダーとして常に相場(マーケット)と向き合っていますので、ただの評論家やアナリストとは違って、リアルな裏側までを見て感じて知っています。

大前提として理解しておいて頂きたいのですが、
今は、これまでの経済の知識や常識がまったく役に立たなくなっています。

もしこれを見ている方で投資をしようと考えている人がいれば、必ず肝に銘じておいて頂きたいのは、「これまでの投資の常識は忘れて下さい」ということです。


本屋に行けばたくさんの投資本が並んでいたり、投資スクールなどで教えている人たちもたくさんいます。
しかし、そもそも、そのような知識や方法自体がまったく役立たないということなのです。

詳しくは後ほどお話ししますが、ここでは「過去の投資の知識が役立たなくなっている」ということだけしっかり押さえておいて下さい。


だからこそ、私が最初に懸念していることは、「旧来の投資の知識だけで投資を語っている人の意見を信じてしまう危険性」です。

このコロナ以降、投資を始めようと証券会社の口座開設をする人も増えてきているようなので、非常に心配しています。

まず、はっきり言っておきたいのは、「大不況になるからといって大暴落ではない」ということです。

私が今年になってから繰り返し言ってきたのは、これからは「インフレバブルに注意」ということです。

二番底を心配するのではなく、その前に「インフレバブルを考えないといけない」と警告してきたのです。

不況=暴落としか考えていない人たちは非常にまずいと、心配してきました。

(※5/24現在は上昇していますので、すでに損しているかもしれません。この上昇局面で売りを入れる人は、投資が下手だと思って下さい)



大きな流れとして私が “時代の変わり目” だと言っているのは、主に「経済の崩壊」のことで、これが事実として起こり始めています。

経済の崩壊は金融の崩壊でもあるのですが、実は、この両者は区別しておかないといけませんし、そうしないと理解ができなくなってしまいます。

というのも、本当の意味での金融の崩壊というのは、単純な暴落という話ではなく、「経済と金融が乖離していくこと」だからです。

よろしいでしょうか?
「経済(実体経済)と金融がイコール(=)ではなくなっていくこと」こそが、金融の崩壊なのです。

だから、その初期段階では「経済は崩壊しているのに金融(=株価)は維持される」ということが起こり得ます。


(この現象こそが金融崩壊の始まりなのですが・・・すでに明確に起こっているのではないでしょうか? 企業成長はマイナス、利益が下がって営業も縮小しているのに株価は上がるような状況が起こっていたります。

しかし、株主は株価さえ上がれば不満はありませんので何も言いません。借入を増やし続けて自社株買いをしてでも、“株価さえ上がれば” 誰も何も言わないのです。その結果、誰が利益を得て、最終的に誰が不利益を被ることになるのかは明らかでしょう)


ここで、今後想定される2つのフェーズについて理解しておいて頂きたいのですが、それは「(1)経済崩壊フェーズ」 「(2)新経済開始フェーズ」というものです。

「これからの時代」を考える場合に、この2つのフェーズが想定できるので、(1)と(2)のどちらを指すのかで対応も異なってきます。

いずれは(2)になるのだから(2)だけ考えればいいと思われるかもしれませんが、実際には、それだと(1)を生き残れないのです。

だからこそ必要な順番としては、(1)を考えた上で(2)を考えなければいけない・・・それが適切な対応であり、生存戦略になります。


そして、なぜ私が、10年以上前から投資と人生の生き方の両方を話してきたのかというと、
「(1)を乗り切るためには投資が有効であり、(2)で生きるためには生き方・考え方が必要になる」と考えていたからです。

つまり、「(1)経済崩壊フェーズ」に対応するのが「トレード完全マニュアル」で、
「(1)→(2)新経済開始フェーズ」に対応するのが
「成功ルール(真実の成功法則)」なのです。


これは、片方だけでは今後の世の中を生きていくことはできず、両方が揃っていなければいけないということです。

ただ、その時々でどちらが必要になるのかは、人によって異なります。

(1)は十分理解していて問題ないのであれば(2)だけ考えればいいですし、(2)が訪れる前に(1)を生き延びれないのであれば、まずは(1)の「お金」にフォーカスしなければいけません。


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