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ホットチキンとポテト

思い出に残るお店って誰にでもあります

それがコンビニってこともあります。

でも、そこには人と人のつながりがあるから
思い出のお店になると思います。

そんな噺です

中学の頃、近くにファミマとミニストップがあったんだが、
俺はファミマ派でいつも通っていた。

ホットチキンとポテトが好きで
しょっちゅう買ってたから、顔も覚えられて
よく話しかけられたが、俺は悪い気はしなかった。


「髪切ったの?」
「受験どうだった?」
「あそこ受かったんだー、がんばったねー」
とか

他愛もない会話ばかりだけどその会話が心地よかった。

しかし、俺が高2の時にファミマがつぶれることになった…。



最後の日、俺は閉店間際にファミマに行った。

いつものファミマなのに商品はほとんど売り切れ、
客もいなく寂しげな空間に変わっていた。

一通りまわったが、欲しい商品がなかったので
何を買うか迷っていると、レジの店員に

「来ると思ってとっておいたよ」

とホットチキンとポテト、コーラを出された。


「今までたくさん買ってくれてありがとね。
これサービスだからさ」
と渡された。

「前から売り上げが厳しくなっててね…。
思いきって閉めることにしたんだよ。ごめんね」

と言われ、店がなくなることを改めて実感する。

急に寂しくなって

「いえいえ、俺にとって忘れられないコンビニだったし、
もうここに来れないと思うと寂しいですね」
と言うと

「ありがとね。○○くんが最後の
お客さんになってくれてよかったよ」


と言われてジーンときた。

「今までありがとうございました」
と言って店を出た。

家に帰り、ホットチキンとポテトを食べる。

その味が悲しかった。

読んでいただきありがとうございます

これからも楽くに力を抜いて
綴っていこうと思っています。


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