雷の恐怖を克服する ~余談⑯~ 恐怖症は克服するな!
恐怖症は克服するな!
note記事にも何度か書かせていただいた事もありますし、いつもとても参考にさせて頂いている、精神科医の樺沢紫苑先生の当該タイトルの動画を拝見しました。
ご本人が1年前時点で1,500以上の動画があるとおっしゃっているので今ではもっと多いのでしょう。そのため見逃していた動画がこちらです。
恐怖症を治すためには、今の苦痛を何倍も体験して乗り越えていかなければならないのですごい大変。克服しなければと、考えれば考えるほど自分自身を追い詰めてしまう。その恐怖が起こるシチュエーションは人生の中でどれくらいの時間を占めているのか。弱点かもしれないけど欠点とかコンプレックスとは捉えずに、苦手なものを遠ざけながら生きていく方法をもある。恐怖症と共に生きる。
このように解説されています。
以前にも別記事で紹介したカタトゥンボの雷のように2、3日のうちの一晩は雷が鳴り続けるというのは日本ではありえませんし、実際にとんでもない雷に遭うのも年に数える程でしょうから「絶対に克服してやるぞ!」と意気込むよりも、おっしゃる通り苦手なシチュエーションを避ければいいのかなぁとも思います。
たしかにその通りなのだと思います。その反面、「雷の恐怖を克服する」という事を掲げて挑戦している私にとっては素直に頷けないところもあります。
その通りだと思えてしまうのは、たぶん私がこの4か月間、毎日VR動画を視聴し続けてきて雷光とか雷鳴に慣れてきたからなのかもしれません。
もし、4か月前の自分が「明日は午前から雷」と天気予報で聞いたらどんな行動をとっていただろうかと想像してみますと、たぶん、前夜のうちから雨雲レーダーと翌日の発雷確率をネットで調べて、明日の朝まで安心して寝れるかどうか確認してしまうでしょうし、次の日に朝起きたらまず落雷チェックから始めるでしょう。
そんな生活をしなくなったから、その通りだと思えるようになったのではないでしょうか。
もちろん私自身は、もっと雷の恐怖を克服したいと思っています。せめて、車の中でパニックにならず雷をやり過ごせるぐらいにはなりたいです。
でも、今から始めるたい方にはどう言ったらいいのでしょうか。すごい困ります。
ただ、ひとつ大賛成なのは、自分自身を追い詰めてしまうのはやめようという事です。克服しなくたって逃げでは無く、工夫なんですよね。
そんな感じで考えさせられました。
んー。
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