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【緊急企画】 CBT?筆記? 電験三種新制度の戦い方

今日の電験保持者の不足を憂いた政府の要請により、

・ 上期下期制の導入(令和4年度より)
・ CBT方式の導入(令和5年度より)

が発表されました。
上期下期制は全受験生にとってアドしかない反面、CBT方式は筆記とCBTのどちらを選べばよいかという疑問点が浮かびます。

結論から言いましょう。CBT一択です。

まずは令和5年度の受験案内を見てみましょう。

https://www.shiken.or.jp/zyukenannai/pdf/ecee_r05_denken3kamiki_zyukenannai.pdf

CBT方式の概要はp.13以降となっています。

抜粋しますと、
・ 科目ごとに試験日時・会場の選択が可能
・ 本番3日前までなら急遽の変更も可能
・ 電卓の持ち込み可(持ち込まなくてもPCソフトの電卓が使える)
・ CBT/筆記の併用は不可
・ 受験票が郵送されない。写真付き身分証明書を事前に提示
etc

…メリットしかないじゃん!!!

デメリットを強いてあげるとすれば…
・ 筆記ならどこかしらの大学が会場だが、CBTはしょっぼい雑居ビルの一室なので、まず勉強/飲食スペースがない
  (参照:https://cbt-s.com/examinee/testcenter/?type=ecee&name=%E4%BB%A4%E5%92%8C5%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E7%AC%AC%E4%B8%89%E7%A8%AE%E9%9B%BB%E6%B0%97%E4%B8%BB%E4%BB%BB%E6%8A%80%E8%A1%93%E8%80%85%E4%B8%8A%E6%9C%9F%E8%A9%A6%E9%A8%93%EF%BC%88CBT%E6%96%B9%E5%BC%8F%EF%BC%89&testpgid=&or=4676)
・ 200会場以上とあるが、おそらく足りない。熾烈な争奪戦が予想される。

これぐらいだと思われます。
メリットが強すぎて無視できるレベルですね。

「難易度が変わらなければどちらでもいいじゃないか?」
いいえ、おそらくCBT方式のほうが簡単になります。
ここで一足先に同じ会社のCBTを導入した日商簿記を見てみましょう。

難易度的に電験に近いであろう2級で検証します。
2020年12月~2021年3月のCBT合格率46.6%
一方で従来どおりの実地での試験8.6%です。

確かにこの回は特にハズレ回でしたが、以降の回もネット試験の合格率に勝ったことがありません

これは推測ですが、
・ CBT方式のほうが圧倒的にコストが安い
  → 出来ることなら今後センターもそっちにシフトして欲しい
・ CBT方式は得点調整が出来ない
  → 難しくしてクレームが来るくらいなら簡単な方がマシ
・ CBTの問題を増やしたい
  → 筆記の正答率によってCBT行きするかどうか決めている
etc理由があるのではないでしょうか。

以上より、CBT方式一択です。
ただし、争奪戦になることは予想されます。
事前に受験計画を立てて、日時も確定させた上で申込初日に挑みましょう


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