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日記のようなもの

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「書きたいことを書きたいときに書く」を信条に好き勝手に文字を綴る場所です。
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#エッセイ

還暦を迎える父親

自分の父親が還暦を迎えた時、どう思いましたか。僕はちょっと引いてます。いや、60歳って。 …

そんなことされたら好きになっちゃうよ

前日から、いや数日前から緊張していた。というよりは恐怖を感じていた。 2週間ほど前にそれ…

「ヨリを戻す」だなんて、今日まで考えていなかった

2019年9月12日。僕は元カノとヨリを戻そうかと考え始めていた。 「ヨリを戻そう」 それは相…

丸の内で僕に魔法をかけてほしい

業務中に現実逃避をするのは常であるが、最終的に「魔法使いに会いたい」という頭のおかしいレ…

理由というか言い訳を考えながら夜を越える

彼女(交際相手という意味ではなく単純に三人称である)曰く、「デートは互いにデートだと認識…

「拝啓 元トモ様」に寄せて

宇多丸さんのラジオで放送されていた「疎遠になった友達〜元トモ」が本にまとめられたので購入…

クリームソーダを最後に飲んだのいつだろう

特に、理由はなかった。ただなんとなく、本当になんとなく。 今週はずっとミスチルを聴いていた。 やはり、というよりはあらためて。めっちゃいいバンドだなということに気づいた。そして同時になぜか「カラオケ行きたい欲」に駆られていた。 お盆休みが明けてから業務量が増えてしまい、「定時で帰るマン」な僕は珍しく残業せざるを得ない状況だった。世間はプレミアムフライデー。けれども僕はうんざりフライデー。しかし、そもそも働くという行為自体が苦痛でしかないこの僕である。 「きっと、君なら

憂鬱になっちゃうから激しいのをかけて

早いもので、メンタルクリニックに通い始めてから1年半が経った。 不眠症から始まり抑鬱状態…

あいさつもできなくなって

2階へと上がる階段の前でのことだ。 同じアパートに住んでる方と、たまたま帰る時間が重なっ…

風が強い日を選べる勇気がほしいよ

5日間の労働を終えて、本屋へと足を運んだ。なにか読みたいものがあるとか、そういうことでも…

残暑の候、あなたへ手紙を書きました

「週の真ん中、水曜日」 語感から漂うポップさに小躍りしたくなるけど「ただの平日」という辛…

青春が終わっても朱夏があるから

10代の頃、特に高校生くらいだろうか。僕は何もかも斜に構えて、自ら楽しみや可能性を縮めてい…

働かなければ生き残れないのなら未来の僕は何してますか?

「平成ライダー」が残り1話で終わるらしい。「らしい」というのは過去に劇場版へと続いた作品…

「天気の子」時々なみだで濡れる頬

お盆休みだというのに不安定な空模様が続く日々。あげく、西日本には台風が接近中。空気の読めない地球に対して「勘弁してください」と言いたくなる今日この頃だ。 しかし、悲しいことに出かける予定はなかった。土曜から休みに入って気づけば5日目。家でゴロゴロと小説の世界に浸る生活も悪くはないのだが、このまま引きこもって仕事を迎えるのも切ない気がしていた。そんな想いを頭の片隅に残していたせいか今日は早起きしてしまい、近所(でもないけど)の映画館で「天気の子」を観ることにした。 新海誠に