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絵を描けたらいいのに

私には絵心というものが欠片もない。

『広辞苑』によると絵心とは

①絵をかく心得。絵を解する趣味。「―がある」
② 絵をかきたい気分。「―が動く」

とある。
まさにそのとおりだと思う。日本語の表現って素晴らしい。

「絵」を「文章」に置き換えると、さらにしっくりくる。

子供の頃から本を読むことが好きで、私の頭の中は常に想像や妄想や夢想の世界に溢れていた。
溢れでたものの捌け口はもっぱら文章を書くことに向かった。

広辞苑にいう「文章を解する趣味」とは読書にあたるし、「文章をかきたい気分」とは物語(文章)を書くことに他ならない。
少なくとも、自分には文章心はあると思っていいようだ。
あくまで文章心であって、文章力ではないので誤解なきよう…

さて、こんな文章心しか持ち合わせていなかった私にも、多少の絵心が芽生えはじめた。
SNSで自作イラストをあげている人がとても多いからだ。
惹かれるイラストに出会ったりすると、こんな絵が描けたらどんなに楽しいだろうと思う。
そんな思いからはじまり、自分が描いた絵に文章をつけられたら素敵だな、と妄想をしだす。
果ては、絵も勉強すれば自己満足できるレベルであっても描けるようになるのではないか、描けるはずだ! と、思考が暴走しだして止まらなくなる。

同じ初心者なら、手描きより、はじめからデジタルで絵を勉強したほうがいいのではないか。
デジタル絵なら道具はやっぱりiPadかな。
もし挫折したとしても、タブレットとしての使い道があるから無駄にならないだろう。
じゃあ、ipadを購入しよう。
待て待て。
噂では第9世代のipadが9月頃に発売されるらしい? 
今は買いじゃないのか。
でも9月まで長いなあ。
やっぱり現行機を買ってしまおうか。

悶々として悩みがつきない。

平和である。

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