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雑記

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書きつけたものたちです。
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記事一覧

治る植物

治る植物

詩、小説、絵をかいている。
書くことをたのしく思えてうれしい。

ここ数日はつかさどるものが違う人の言葉を聞いてショックを受けたり、自分の奥深く、底の裏面にびっしりと涌く暴力性をまじまじと見つめたりした。それでも、徐々に思考の多動に倒れないようになっている。治癒しているのだと思う。確実に変質している。

常により良くありたいと思っているが、そのたび自分の至らなさに言葉を失う。より良く在ろうとするこ

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月がきれいだったから

月がきれいだったから

これより下は記録です。

お笑いを見ることがないという話をしたら「お笑いのない世界で生きているってこと!?」と驚かれた

婚姻という法的関係を結ぶ際に“姓を変えないまま一緒にいる”ことを選べない という現状についてあまり考えたことのなかった自分を知る

台風は消滅することもあるらしい

争いや貧しさに重荷を感じていると話したら「神様じゃないのに神様のようになろうとしている」と言われたこと

看護師

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蝶々

蝶々

二階堂奥歯の「八本脚の蝶」をお守りのように思っていたころがありました。光の通り道を見るように、二階堂奥歯は凛としていて、ずっと遠くをみていたように思います。

かなしさの海があるとして、今わたしは港を、遠くからでも良く見える灯台を探しています。
クリスチャンであることを喜びます。
神様はとてもまばゆい灯台です。そこへ向かうには、ゆっくりと、息をして、沈まないように気をつけて。

自分の精神状態に振

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船の汽笛

船の汽笛

北海道に住んでいます。
私は私の生まれた時期が冬だったことをこの上なく誇らしく思っています。
冬に生まれるべくして生まれたのだと思えることは幸いです。

冬が好きです。冬はうつくしいから。
ずっと冬でいいとすら思っています。
すべてが無彩色になるし、北の木は背が高く、裸の枝に白い雪がしなだれかかる姿は圧巻です。

この記事は回顧録です。友人と会った日のことを、私が忘れないように、あるいは忘れても立

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