住宅難民達は西多摩を東京とみなしてないんだな

住宅難民とされるヒト達が「東京」を脱出して隣県に移動してるそうでして。
私が住んでいる奥多摩、即ち西多摩地区もれっきとした「東京都」なのです。
(確かに昔は神奈川県でしたけど)
でも私の家の周りでは新規に来た方はそんなに多くなく、「息子・娘達」はみな逃げだし、隣の市を含めて住宅地では家仕舞いをして更地になっている所も多々あります。
つまりイマドキの住宅難民達にも見向きもされないのです。
空気は綺麗でネットはサクサクなのに。

やはり交通が不便で(それでも新宿までは約1時間位だけれど、奥多摩への列車が少なくて早仕舞いする上に駅までのアクセスが脆弱)、商業施設も圏央道のインター付近に集積しているのでクルマがないと活動範囲が狭まるというネガティブな要素が住宅難民達に忌避されてるのでしょう。
あと先住民的な変なムラ意識にまみれてもいますし。(これが一番厄介でメンドクセー要素)
市全体でみれば衰退してるだろうなとは感じてはいますけどね。
人口減とモータリゼーションの深度化で(今更か)公共交通機関(特に路線バス)の維持すら厳しくなっていますし。
我が家の両親ですら普通にステアリングを握らないと生活にならないんですから。

とはいえ、なんやかんや言うても皆「東京」に憧れるのでしょう。
仕事も文化も何もかもが東京一極集中である現実だけは逃れられないわけですし。
※ここで言う「東京」はいわゆる特別区と武蔵野市、三鷹市、狛江市を指します。

#日経COMEMO #NIKKEI

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