恐らく拗れる味の素スタジアム。

今日、国立競技場で富士フイルムスーパーカップが施行されて、来週からはJリーグのリーグ戦が開幕します。
そこでネット上で話題になっているのが、18日14:00キックオフの味の素スタジアムでのFC東京対浦和レッズ戦。

FC東京側はゲストとして著名なシンガーさんをお呼びしてキックオフ前にミニライブを行うんだそうですが、何分相手が浦和だけにブーイングを喰らわすのではないかと話題になっています。
何分浦和レッズのサポーターのイメージは浦和の勝利するフットボール以外には興味は無く、それ以外は排他的なアクションを取られることが多いです。

有名なのは10年前の2012年春。
埼玉スタジアム２○○２で行われたホームゲームで当時独占中継していたスカパー!のテーマソングを唄っていたデビュー間もない乃木坂４６が来場してテーマソングを唄っていたら浦和のゴール裏から容赦ない大ブーイングをお見舞いされて、それだけが切り取られてスポーツ紙の記事になっていました。
（スカパー!はそれを承知で唄わせて意図的に炎上を狙っていたのかと疑ってもいましたが）

更に相手がFC東京という変数も加わります。
FC東京サポと浦和サポとは相性が最悪なのです。
混ぜるな危険という文言がふさわしいくらいに。
そもそもは初対戦した2001年シーズンの駒場で、だいぶやんちゃだったFC東京のゴール裏が色々やり過ぎてしまって、それが浦和サポの逆鱗に触れてしまい、駒場でのアウェー応援席のゲートに浦和サポがピケを張ってしまう事案が発生し、私が知る限りゴール裏のFC東京サポはゲーム後2～3時間缶詰にされたと聞いています。
それも浦和サポが浦和サポを叱るように説得してピケを解除したとも聞いています。
それから浦和サポはFC東京を目の敵にしているようなのです。
味スタと浦和というのは因縁が結構あり、例えば2003年（FC東京のホーム最終戦で対戦）はアウェー側のゴール裏で暴力騒ぎがあったそうですし、リーグ初優勝を決めたシーズンでは優勝に大手をかけて味スタに乗り込んだけれどお預けになったこともあります。
前者はそのシーズンのリーグカップ(当時だとヤマザキナビスコカップ)決勝での席順を巡るトラブルが原因だったと記憶しています。
後者の時は味スタ近所のJRA東京競馬場で凱旋門賞（3着入線も失格）から戻ってきたディープインパクトが優勝したジャパンカップが味スタとほぼ同じ時間帯で施行されていて、その帰りの客とも競合して京王線が結構大変なことになっていたらしいですし。
それから東京競馬場で大きなレース（例えばG1）があるとそれを避けるようにスケジューリングされていましたが、最近はしてないようですし。

というわけで、ネット上ではあれこれ色んな話題が立っているそうです。
恐らく浦和サポはブーイングはするんだろうし、声出しも解禁になるそうですから・・・地獄絵図になりそうな気がしてなりません。
静かに観ているイメージが全くありませんので。
浦和以外に相手がいなかったのかなぁとは思いますけどね。
まだ川崎フロンターレの方が良かったようにも思いますし。

かくいう私はそんなJリーグに興味を微塵も持っていません。
私の中では2021シーズンを以て27シーズン視てきたFC東京サポを辞めていて、さらにJリーグもDoCoMoのDAZNに入っているからついでに・・・くらいまでプライオリティーが落ちました。
そもそもリーグ戦（ついでにリーグカップ）のスケジュールも知りませんし選手年鑑も買うつもりもありません。
以前はFC東京のスケジュールを手帳に書き込んでいたのに、今は東京競馬の開催日程と他場のG1および札幌記念の日程を書き込んでいます。

ま、4万入ると窮屈で圧迫感しか感じない20世紀の思想で設計された味の素スタジアムの中にまた入りたいとはこれっぽっちも思っていませんし、なによりそれに仕向けるパッションとカネ(これが一番大きな要素)がありませんから。
正直、パソコンやスマホのディスプレイでのついで視聴で十分なのですよね。
ラリーガとかUEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグならばまだしも。

ただ、その開幕戦が行われる日は幸か不幸か京王線沿線にいます。
キックオフ前の混雑は回避できそうなのですが、ゲーム終了後のに巻き込まれる可能性があるのです。
ちょうど東京競馬場も開催していますからメインと最終だけみて、観衆がほぼいなくなってから京王線に乗って・・・ともくろんではいますが。