【制作過程】鯉の作品
こんにちは。
普段は可愛いイラストを描いているのですが
↑こんな。
(可愛いイラストは【illustration】FuyuharuMagazine でまとめています)
そんな私がたまーにご依頼いただく絵画作品、
一つが鯉の作品です。
依頼
元洋食屋の物件を和食料亭にするにあたり、
「壁に埋め込まれた2mの絵画を差し替えたい」
というところから話が始まりました。
描きます!と依頼を受けてから渡したイメージがこちら
ひどい。笑
(これで任せてもらえたのすごすぎる・・・)
制作開始
道具を揃えて準備完了。
下書きから進めていきます。
色を乗せる前に少し描き込みます。
描き込む時に「ここどうなってるんだろう・・・」とか
実物をみないとわからないところがあったので、
スーパーで極力似たお魚を買ってきました。
(このあとスタッフが美味しくいただきました)
店内装飾
真っ白いテーブルで室内コーディネートも必要と感じたので、
テーブルクロスとテーブルランナーを新調。
店内と作品の調和を大切にしていたため、
作品の背景は黒に近い深い色とテーブルランナーと同じ柄をいれることに。
引き続き作品制作
背景と鯉ができました。
あとは柄を描き込んでいくだけです。
・・・・が、
ここからが大変でした・・・
帯を隣に置きながら、一本一本縫うように描いていくのです。
甘く見てました。。
鯉の20倍くらい時間がかかりました
この作業はやばい
先が長い・・・・・・・
途中で差し入れをもらったりしながら
コツコツと・・・・
完成
全ての柄を入れ終わり、背景に薄くハスを入れて完成です。
帯から柄がこぼれ落ちるところが「和」の繊細さと、
鯉の優雅さを引き立てている構図となりました。
制作過程動画
額入れ
いい空間ができたと思います。
最初の下書きからこれが生まれるとは誰も思わなかったでしょう。笑
合わせて内装も。
店舗の看板の文字は私の手書きです。
作品を観れる場所
鎌倉遊ヶ崎
大船駅徒歩6分
http://asobigasaki.com/kamakura/
本格懐石料理店。
日本の伝統を大切にしている和食料理人の三浦さん。
最高の食材を仕入れ、最高なおもてなしをしてくれるお店です。
記念日や会席でのご利用におすすめ。
いい体験をさせていただきました。
ありがとうございました。
サポートしていただいた売り上げは、全額を、次の作品制作のための画材を買ったりなどの制作資金とさせていただきます。いつもご覧いただき、ありがとうございます!