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【山歩き】GR3の持ち運び方を見直しました【コンパクトカメラケースレビュー】

以前GR3を紹介したのは良かったんですが、

北八ヶ岳の坪庭で落としてしまい、手ぶれ補正が暴走するようになってしまいました。実はこのときの記録も暴走するカメラと格闘しながら撮っていました。

お店に持っていって10日ぐらいで修理してもらったのですが、レンズ回りをまるごと交換ということで、費用約5万円…

というのはもう嫌なので、GR3の持ち運び方を見直しました。

探したもの

これまではバックパックのヒップベルトのポケットにGR3を入れていました。理由は、一番取り出しやすい場所だからです。GR3はコンパクトなのでポケットにも入りますが、硬いものをポケットに入れると体に当たるのでそれはナシで。

ただそれで落としてしまったので、対策としてはカメラをバックアップと結びつけることだろう。となると肩ベルトに後付けできるポーチしかないなと思いました。検索するとこういうのが出てきます。

これも一候補でしたが、ポケット2つもいらないし、これまで普段使いのリュックはチャックが壊れて捨ててきたので、頻繁に開け閉めするところにチャックを使うのはあまり信用していないのですよね…。

というわけで探し続けた結果見つけたのが、モンベルのコンパクトカメラケースです。

なお、同名の商品がここ数年のうちにリニューアルしたみたいで、商品名で検索すると古い方が引っかかることが多々あります。レビュー記事も古い方のが見つかったりしますが、こちらのアウトレット品ではないですよ!

モンベル コンパクトカメラケース レビュー

まず、現行のコンパクトカメラケースにはSとMが展開されていますが、GR3にはMを買いましょう。実際に店頭にGR3を持っていって入れてみましたが、Sには入りませんでした。Mがジャストサイズです。

独特な取り出し口

さて、この商品で真っ先に目が行くのは、やっぱり独特な、大きく開いた取り出し口でしょう。カメラを入れたら、赤いヒモを上に添えるだけです。こんなのでカメラが落ちないか不安になりますが、結構タイトな長さに設計されているので、よほどのことが無い限り落ちることはないでしょう。というか、GR3にはMがジャストサイズすぎて、よほど大きな衝撃を与えない限り、摩擦だけで落ちてきません笑。

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この構造のおかげで、チャックの不安から解放され、取り出しもとても楽です。当然ですが、上面を覆うものが何もないので、雨に降られたら使わない方が良いでしょう。

どうやって取り付けるんだこれ?

買う前に不安だったのは、どうやってバックパックにつけるのか、ということです。他の類似品を見ると、カラビナが付属していたり、そういう機能のヒモがついていたりするものですが、HPを見てもコンパクトカメラケースにはそれがありません。

実物を見て分かったのですが、結論から言うと、このコンパクトカメラケースはバックパックにチェストストラップがないと使えません

ケースの裏面には、ベルトに取り付けできることが想定された樹脂製クリップと、さらにそこにマジックテープのベルトがついていまして、

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このベルトをバックアップのショルダーベルトに巻き付けます。ベルトは幅広で三重なので、マジックテープがはがれ落ちる心配はまずないでしょう。

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ただ、ベルトを巻いているだけなので、ひっかけるところがないと、そのまま下までずり落ちてしまいます。登山用バックパックには、多くの場合チェストストラップがあるので、その金具に引っかけることになります。そんな一点で支える構造で大丈夫かと不安になりますが、マジックテープのベルトがしっかりした作りのため折れ曲がったりねじれたりせず、ショルダーベルトの幅でちゃんと締めていれば、意外と安定感があります。

付属のリーシュコード(ストラップ)

GR3を買ってもストラップが付属していますが、このカメラケースにもストラップが付属しています。それも、ショルダーベルトから伸ばしてくるのにちょうどよい長さになっています。そのため、ストラップを買い足す必要がありません。(ケースをベルトに取り付けることも想定されているようですが、腰の位置からでは短いのでは?という気も…)

ただ、一点だけ不満がありまして、先ほどの裏面の写真を見てもらうと分かるのですが、マジックテープのベルトに小さな穴が開いています。デフォではその穴にストラップが通っています。が、この穴が小さすぎて、一度ストラップを外すと、再び通すのがとても難しい

山歩きでのGR3の扱いとして、移動中はバックパックにしまっておいて、歩き始めるタイミングで取り出してケースに入れ、山頂に着いたらバックパックを下ろしてGR3だけ持って写真を撮り歩き…という感じで、常にバックパックとカメラをつないでおくわけにはいかないのです。

なので、今は先ほどの写真のようにバックパックのショルダーベルトについている輪っかのひとつに結び付けて使っています。これならば付けるのも外すのも簡単です。

という感じで、使う人を選ぶ商品ではありますが、独特な形状によって実現している取り出しやすさ・軽さは、それだけでも価値があると思います。あらためて言っておきますと、GR3に合うサイズはMです。ではでは今回はこれで。


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