見出し画像

【目まぐるしく変わる景色】第50歩 大楠山 塚山・阿部倉コース~前田橋コース+立石公園(2021年10月23日)【山歩き記録】

親知らず抜いたばかりだったのですが、冬型のこの好天、逃すわけにはいかない!ということで食事とか気にしなくていいレベルの山を見繕って歩いてきました。

コース概要

図1

図2

地理院地図に書き込み。

京急線安針塚駅から塚山公園を経て、大楠山を越え、海沿いの立石公園まで歩きます。立石公園で夕焼けバックに富士山を見るのが目標です。

記録

13時10分、安針塚駅を出発。夕陽目当てなので遅めの出発です。

住宅街の狭い道を歩き、

画像3

別世界の入り口のような薄暗い林に吸い込まれると、

画像4

塚山公園です。

画像5

海の見える展望台があります。

画像6

おっちゃんの背中がいい感じだったので、ちょっと違うRAW現像をしてみたくなった。

画像7

安針塚の名の通り、かの三浦按針のお墓があります。掃除中でしたが。

画像8

この先、「←石畳道」を選んだら、石畳がつるっつるで尻もちつきました。

画像9

石畳道を抜けると広い車道に出ます。トンネルの中も歩きます。

画像10

左に曲がって住宅地に入りしばらく歩くと、徐々に標高を上げるようになり、里山っぽい雰囲気が出てきます。地図上この辺りは細かい道が多くて分かりにくそうだったのですが、ハイキングコースの看板がたくさんあったので迷いませんでした。にゃんこもいたよ。

画像11

有料道路をくぐるトンネルを抜けると、

画像12

山道が始まります。起点にトイレもあって、毎日掃除されているようでした。

画像13

ここから約30分ちょっと、山道を歩くと、大楠山の山頂です。

画像14

奥に富士山も見えます。

画像15

写真に螺旋階段が写っていますが、僕が行ったタイミング(15時ごろ)では残念ながら鍵が閉まっていました。ただ建物の中に見えたカレンダーのこの日のスペースに「80」とか書き込まれていたので、もっと早い時間帯なら開いていたのかも。

さて、少し休憩したら前田橋コースで下山開始です。と歩き始めたのですが、早々、電波塔のような建物の横に展望台があって、そこは自由に入れました。

画像16

あとでグーグルマップを調べると、先ほどの閉まっていた方は「大楠山ビューハウス」、こちらの出入り自由の方は「大楠山レーダー雨量観測所 展望台」となっていました。ご参考まで。

こちらの展望台、先の螺旋階段ほどの高さはないですが、360度の展望があります。山頂方面↓。

画像17

海も見えます。

画像18

あらためて、下山開始。林の中をひたすら歩きます。十分整備されているのですが、前日の雨の影響もあってか、土がドロドロで靴底につきまくって大変でした。土質にもよるのでしょうか。

画像19

ここまで来たら、あとは舗装道路です。

画像20

ここから車通りの多い道まで歩くと、前田橋バス停がありますが、今回は立石公園まで歩きます。立石公園は駐車場の一角が撮影スポットになっていて、ちょうど着いた頃(16時20分)にはカメラを持った人が何人も集まっていました。僕もそこに混じって写真を撮ります。

画像21

きれいですね。が、これで終わりではありません。マーロウという、プリンが有名らしいお店の本店が近くにあるとリサーチしていたので、プリンを買ってきて浜辺で食べます。…というつもりだったのですが、いざお店に着いてみると、炊き込みご飯にすごいそそられて、炊き込みご飯を買ってしまいました。しかもレンジで温めてくれました!あ、もちろんプリンも買いましたよ。保冷剤もつけてくれたので、プリンは家に帰ってから美味しくいただきました。

あとは時間の経過とともに変わりゆく色を楽しみながら、写真を撮ります。

画像22

他の人の撮影の邪魔にならなさそうなところに陣取って、

画像23

炊き込みご飯をいただきます。美味。抜歯のせいで舌全体で味わえないのが恨めしい…。

画像24

食べ終わった頃にはさらに暗くなり、心ゆくまで撮影したら、立石バス停からバスに乗っておしまい。

画像25

画像26

夕陽に照らされた雲が赤くなるのはたまに見ますが、夕焼けという言葉の通り空自体もこんなに赤くなるのだなと、あらためて思いました。東京の住宅街に住んでいるともちろんのこと、おそらく近郊の低山に登っても西側に高い山々がそびえているので、西側のこれほど低い地平線を見られる機会ってあまり無いように思います。

という感じで、住宅街やら里山やら幹線道路やら山道やら海やら富士山やら夕陽やら、いろいろな風景が次々と楽しめる行程でした。

【各種情報】

コースタイム:3時間20分

標高:242m(大楠山)~0m(海)。三浦半島最高峰です。

眺望:塚山公園から東京湾、大楠山から360度、立石公園から西側

トイレ、コンビニなど:たくさんあります。公式が公開してくれている地図をご覧ください。立石公園駐車場にもトイレあります。

危険個所:登山レベルで危険個所はないですが、前田橋コースは地面がドロドロだったので、汚れても良い足元で行きましょう。

アクセス:出発地点は京急線の安針塚駅。終着地点の立石バス停は10分~15分に1本の頻度で逗子駅行きのバスがあります。

周辺情報:マーロウ秋谷本店は、プリンのテイクアウトだけでなく、地元食材を使ったレストランでもあります。僕はショーケースの端にあった地魚の炊き込みご飯を買ってしまいました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?