あなたはあなたのままでいい 2

弟は電車や車などの乗り物、野球やテニスなどスポーツ、ファッションなど、好きなものがあるような気がするのですが、私はそんなに夢中になれるほど好きな物ってなかったです。強いて言えば・・・生きてるのが好き?(笑)美味しいご飯が食べられて(豪華じゃなくていいです)お風呂に入れて、温かいお布団で眠れる。それだけで充分幸せを感じます(笑)穏やかに平和に生きていければ、それでよかったのです。それでも世の中には物欲を刺激するものがたくさんあります。私の育ったころはまだ日本が裕福になりつつある時代だったので、物はそんなにありませんでした。お人形の服もそんなに買ってもらえず、ハンカチで作る。お人形のお布団は母が作ってくれました。おうちだって箱で作る。大体の物は作れます。ただ・・・靴だけは作れなかった。それだけはしっかり覚えてますね~。大人になったら、りかちゃん人形の靴をたくさん買いたい!って決意したこと(苦笑)私は自立心が旺盛なせいか、誰かに買ってもらいたいとはまったく思わなかったです(苦笑)お人形さんの靴は作れない。それなら働いて買うしかないなと思いました。実際大人になって、この決意を私は覚えていましたが、さすがにお人形の靴は買いませんでした(苦笑)

母の愛を例えるなら、どこまでも広い海。太平洋って感じですかね。とても穏やかだし(波が少なく)泳ぎやすいんですけど、どんなに泳いでも泳いでも岸に着かない(苦笑)どこまで泳げばいいのかなあ~う~ん。。。。生きているうちは泳がないとなあ~。課題が壮大なので、母に聞くことも出来ない(汗)

そんな時、横でそっと見ていて、あまりに疲れて泳げなくなり、溺れて沈みそうになると、浮き輪を投げてくれたのが、ジジ(父)です。有難かった。二人に養育されている子供の時はわからなかったけど、良いカップルというか良いコンビですよね。

こんなに冷静に振り返ることが出来るのは、もう二人ともこの世に居ないからでしょうか?

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