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娘と私と母
昨日、腰痛のためリビングで寝たきりになっている私の隣で、突然ブチ切れる娘…。
ど、どうした?!
毎日恒例のきょうだい喧嘩は繰り広げられてたけど。喧嘩をふっかけた息子もドン引きするほどのキレ具合。
ADHDの息子のおかけで、こういう時はヘタに声かけない方がいい…そう心得ている私。
しばらく様子をみた。(知らん振りしながら)
①ランドセルを投げる。
②鉛筆を投げる。未使用のものまで。
③プリントをまき散らす。
④地団駄を踏む。
⑤泣き叫ぶ。ホントに叫ぶ。
⑥リビングの扉を勢いよくバッシャーンと閉め、自室に籠もる。
…30分経過。
あ、戻ってきた。
少しは落ち着いたみたい。
「どうしたの?」と尋ねると「言ったら絶対ママ怒る。それか嫌な顔する」
すみません、いつも塩対応で💧
「じゃあ言うけどさ!」
「消しゴムがないんだよ!!!(号泣)」
消しゴムですか。。。
確かに数日前に名札をなくしたままヘラヘラしている娘を、結構厳しく叱りました。きっとそれを思い出して腹が立ってきたのでしょう。自分にも、母である私にも。
うーむ、消しゴムか。。。
名札は叱って、消しゴムは叱らないというのも変な気がするけど、消しゴムはまたカテゴリーが違う気もする。
そして、しょっちゅうなくし物をする息子のために消しゴムのストックはかなりある。
なので、「消しゴムならあるよ。言ってくれればいいのに」と言うと、少しふて腐れながらも「ありがとう」と言って宿題を始めた。
数日前に、「どんなに気をつけててもさぁ、失敗しちゃうんだよ。それが嫌で嫌で仕方ないんだー」と娘が話していたことを思い出す。
そうか、そうだよね。
こんな娘の様子を、今日、私の母にヘルニアの報告がてら話してみると、母は大笑い。
「ホントにおまえの子どもの時とソックリだね!顔もソックリだけど、性格もそのまま受け継いだんだね(笑)」と。
娘のことも私の子ども時代も、どちらもよーく知っている母に言われる程、こんな説得力のある話はない。
「感受性が強すぎなんだから。いちいち敏感なんだよね!」と母。
全くその通りでございます。
母はアーロン博士だったのか?イヤ、違います。
ただ、何十年も前から、母にHSPの概念があったことに驚きです。母は強し。母ってすごい。
いつか私も、娘にこうやって笑って「あの時こんなことがあった」と話せるといいな。
「私たちって、ホント面倒くさい人間だよねー」と(笑)
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