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お疲れ様の金曜日/本屋と会いたい人が癒し

一週間が終わった。

色々と残してしまった仕事もあるけど、
今週も頑張った自分にご褒美をあげたくなる。
そんな感覚にさせられるのが、金曜日である。

なんとなくご褒美を求めて

どこかで食べて帰ろうか、でも思い当たるところはないし、、と、なんだかもやっと。

それでふと私も両親も大好きなパンを買って帰ろうかと思いつく。

「今日あのパン買ってくよ〜!」と両親にLINEを入れてみる。

これだけなのにわくわく。
喜ぶ顔が想像できるから。

母から
「ありがとう!でも今日は20時まで帰らないから来てくれてもいないかも!」と。

行っても会えないらしい。

会えたら、なおさら良かったのにな、まぁいっかと思いながら向かう。

気持ちの矢印がなんとなくもやっとしてた下向きから上向きに変わっていた


本はパラダイス


パン屋に向かう道中、近くで「古本市」が開催されていた。


たまにやってるよな〜と思いながら、ちょっと試しに覗いてみた。

ランダムにある棚に様々ジャンル分けされてる本達。


イタリアに初めて行く予定があるので、
「イタリアをめぐる旅想」なんて本を見つけて、せっかくなら色んな情報を入れたらいいんじゃない?と手にとってみた。

近くの椅子に腰掛ける。

私の大きな両手に小さく収まる本。

一行読んで、一枚、また一枚とめくって次の言葉を探る感じ。

あぁ、この時間、なんかとても癒されてる。

美味しいものを食べることも癒しだけど、
本を読むことも心洗われる。
そんな効果があるんだなと初めて気づいた。

やっぱり一番は会いたい人に会えること

本を読むことも素晴らしく心満たされることだったけど、
一番嬉しいのは会いたい人に会えることだ。
寄り道する気分じゃなかったのはきっと、
早く会いたい人に会いたかったからだ。

私は帰る。

パンを持って。

早く帰ってくれてるらしい。

今がいちばんわくわくしている。

そんな場所がある事に感謝している。

お疲れ様の金曜日。

好きな人と過ごせている人はどのくらいいるか分からないけど、
みんなとにかくお疲れ様です。
みんな頑張ってる。
ありがとう。
生きてくれて。
ありがとうここまで読んでくれて。また〜

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