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fuwari
2020年3月29日 23:30
幾つもの糸が絡み合って心が窮屈になってくると玉ねぎをみじん切りにしなくてもささいな場面を見ているだけで涙は溢れる心はほんのひと握りの戸惑いさえ丁寧に拾い集め消化しきれない量を抱え込んで働いているなにがどう悲しいのかなにがどうして沈むのか子供の頃夕焼け空の帰り道道端で転んで傷口から赤い血がにじんでズキズキ痛くなって泣いた。その悲しみは手のひらに降りた