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fuwari
2019年5月6日 17:27
君は川のせせらぎのようなリズムを奏でる晴れの日は公園のベンチで哀しみを干して雨の日は部屋の窓辺で雫の音を聴くある時 君は言った「ぼくらは、特殊なんだ。ふいに訪れた存在にたとえ傷ついたとしてもだれもわからない。不確かな存在の君と僕と。もっと不確かな世界の中でそれ以上でも、それ以下でもない。」ふたりは時折沈黙を選ぶ静かな空間がこれほど心地よくこの胸