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エンゲージメントという考え方【オタク的マーケティング】

こんにちは、るるーん(@fuwamofu_kitty)です。プロのツイ廃です。いつも狂ったツイートしかしてなくて、時々公式さんにお礼のリプしたりもします。

私は中小企業に勤めており、広告部署にいます。小規模企業だからこそチームがあまり縦割りされておらず、専門はSNSマーケティングではないのですが、その関連の業務をしたり話をしたりする機会も。なので、どうしてもマーケティング指標が頭にちらつくことがあります。

まったくこういった職種に触れる機会がない方、だけどちょっとその世界をのぞいてみたいと思っている方のために、専門じゃないのでちょっとズレているところも多いかもしれませんが普段の私の行動のベースとなっている指標について説明できたらと思いました。

それが「エンゲージメント率」という指標です。

なぜ企業がツイートをするのか?SNSを運用して、写真などをアップするのか?それはすべて「SNSマーケティング」です。

話題を生み出し、フォロワーを獲得してアカウントを成長させたり、サイトのアクセスにつなげたり、サイト内の課金や番組の視聴率につなげたり。そのマーケティングとしての手段です。慈善事業ではありません。

そのため「中の人」のいくらかは、「エンゲージメント率」をいかにアップさせるかを主軸に置いていると思います。

もしかしたら各公式のSNS担当の方は

「今月のKPIは、フォロワー数●人増・ツイートインプレッション●回達成・平均コメント数●件を目指します。そのためにツイートを×回します。特に先日●●選手の写真をツイートしたところAさんという方に引用リツイートされて●人のフォロワー増がありました。今月もAさんにリツイートしてもらえるように、××の試合の●●選手の画像を投稿することでKPIを達成していきます。」

なんて会議で発言しているかもしれません。(もしかしたらSNS担当とアクセス担当が=だったら、ツイートに入れたURLの閲覧数=PVなどが入ってきます。それも「エンゲージメント」です。)

エンゲージメントにも「強弱」があります。つまり比較的ハードルの低いエンゲージメントから、ハードル高めのエンゲージメント。そして重視する割合が違うので、なるべく「強い」エンゲージメントは大切です。

エンゲージメントの強弱は、企業によっても基準が異なるかもしれませんが、Twitterの場合

いいね<リツイート<引用リツイート<リプライ(コメント)=URLクリック数やCV(コンバージョン=登録や売上)数

とかかなと思います。同じようにエンゲージメントを1ととらえずに、リプライの方を2とパワー設定するところもあるかもしれません。

もちろん、こんな風にSNS運用にKPI設定をしていない企業もあることでしょう。でも、どこがそういう視点で運用しているかわからないから、私は手あたり次第「嬉しいよ!ありがとうございます!めっちゃ需要あります!これからもよろしくお願いします!」とアピールし倒すように、なるべく動くようにしています。

でも本当にすごいと思うのですが、学生さんとかこういった職業に触れたことない方でも、オタクってすでにマーケティング意識が染みついているのですよね。

なので、私からのこういう話って本当蛇足だと思うんですけど、もしなんでこいつこんなに公式にリプしてんだろって思うことあったら、こういったことの反射なのだとご理解いただければ。

以上、「エンゲージメント率」のお話でした。

★フィギュアスケーター山本草太選手の応援をしています。(アンリムというい素晴らしい制度も応援しています!)


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