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シティリーグ岡山に参加してきました

シティリーグ岡山終了。

参加者の皆さん、ジャッジの方々、お疲れ様でした。ありがとうございました。

さて、一応チーム・ブラックチョコレート(長いから改善したほうがいいか?)所属のかるわざは3-2の19位でした。

あまり脅威に考えていなかったデッキが上位に入られていたり、想定外のデッキに驚かされたりと、勉強させていただいた感じです。

個人的に今回シティリーグ挑戦に際して、大変だったことが大きく3つ。

1.ジムバトルに参戦できず
2.試運転無しでの参戦
3.当日0:00からようやくデッキ構築開始
→これは本当にデッキ構築中、意識が飛びそうでした(笑)

と忙しいアピールはしましたが、それを差し置いても私のプレイングやカードに対する認識力は、当然たいしたこともありません。

ですが、手探りなりに構築は上手くいったのかなと感じています。

正しいかどうかはわかりませんが、それなりに当たりそうな相手を考えながら組みました。
ここから先は構築過程などを書いています。読んでもらえたら嬉しいです。​


◆シティリーグ岡山3週間前のかるわざ

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よくあるウルネクカラマネロって感じです。

▼ボール系によるサーチについて

ネストボール、ハイパーボール、ミステリートレジャーの3種が4枚ずつ入っています。
スタートはランダムと思いつつ、

カラマネロ2、ウルネクorギラティナ1、ジラーチ1

と、場も含めて4体を並べるのが最低条件となってきます。
そのため、
1.いかに初手でボール系でサーチして、場に出し、
2.いかに(リーリエで)手札を補完するか。

が鍵になると、かるわざは考えています。

この考え方は、超バレット系の基本なのかなあ。
とか思いつつ、デッキ構築の最後まで悩んだ部分の一つです。

▼ハチマキとエネルギーの数

ハチマキ2枚は必須かなと感じています。

カラマネロが要となるのは、誰もが重々承知のことですから、当然と落とされます。

エネ加速手段が増えたことによって、1体でもベンチに立っていればいいくらいのことも多いのかなと思います。

そうなると、

サイコリチャージ+手貼り=2枚
フォトンゲイザー換算で180ダメージです。

HP210ラインが、
ウルガモスGX、シルヴァディGX、アーゴヨンGX
HP200ラインが、
アローラキュウコンGX、マニューラGX
イーブイから進化するGXも200〜210です。

ギラティナのやぶれたとびらからでは、10〜20足りないため、基本的にはハチマキで落とすイメージでした。

基本超エネルギー3枚からのフォトンゲイザーは260ダメージなので、+30で290。
殆ど全てのTAG TEAMを落とせる利点もありました。

サイド落ち恐怖症のかるわざとしては、ハチマキも鋼エネルギーも1枚は多めに入れたいのです。

◆シティリーグ岡山1週間前のかるわざ

チームで色々やってくれてる(?)リーダー的なBBインさんが、手合わせしてくれました。
そのとき、使っていたデッキがこちらです。

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ウルネクをやめてガブギラで打点を取ろうとデッキ内容を変更。

ここからシティ参加のデッキへと変わっていくのですが、

【最終選考に残ったカード】
・ラティオスGX
・オーロット&ヨノワールGX
・メガミミロップ&プリンGX(1段階目から復活)

【最終選考から外れたカード】
・リセットスタンプ
・ギラティナ(1枚減り)

となりました。
そこの理由が以下の通りです。

▼ラティオスGXが残った理由

らてぃ

○特性の縛りは、結局並べるから気にならない

先述した通り、キーカードを並べないと動きの悪いデッキがベースなので、ベンチに4体は普通に並びます。
ミュウミュウを見せると無人を貼ってくれることもありますから、以外とワザを打ちやすかったりします。

○ジラーチ+エスケープボードに代わる逃げ要員

逃げエネが0です。アブソルなんかが出てきたら、基本的にジラーチは下げたままラティオスGXにエスケープボードを持たせることも。
最終的にウルネク交じりのデッキになったことからも、バトル場とベンチのいれかえは必須級ですので、役立ちました。

○ワザが優秀〜そして反省点

TAG TEAM各種にダメージを与えつつ、こちらはダメージを受けないというタッグパージはとても優秀です。
ハチマキ込みで150ダメージですから、2回でどのポケモンも落とせますし、弱点ならワンパンです。

さて、クリアビジョンGXを刺していく相手として、

・三神各種
・ルカメタ各種
・ピカゼク
・ズガアゴ

なんかを想定していました。

よくあるピカゼクなら、ミュウのベンチバリアでアドバンテージが取れるのですが……。
ここで大きな反省点

「相手がピカゼクジラサンなら、クリアビジョンGXを打つべき」

と思いました。

ピカゼクジラサンは打点が低めで、TAG TEAMを一撃で落とすのは困難になっています。その分、回転力が高く、事故率はとても低いといえます。

高HPの敵を無理に落とそうとすればエレキパワーが必要になってきます。毎回と高打点は出しにくく、基本的に複数回殴るようになります。

しかしながら、タッグボルトGXやカプサンダーGXなど、打点を出せる点もありますから、ミュウに頼りきらないのが正解でした。(私はそれで大きくアドバンテージを取られてしまいました……。)

▼オーロット&ヨノワールGXが残った理由

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相手にすると嫌なカードですね(笑)
だから入れたというよりも、ペイルムーンGXの存在が大きいと思いました。

○カキ対策

5戦目で綺麗に決めることができたのですが、カキを使うとどうしても番が終わりますね。

そこでペイルムーンGXを使ってやると、レシリザ系のデッキは基本的にエネ回収に手間取ります。

仮に炎の結晶などで回収されたとしても、
・溶接工+手貼りでレシリザが逃げる
・グズマやグッズで逃げる

と、手札からの展開を強制できる点が優秀です。

その後、ナイトウォッチャーでハンデスできる点も、アドバンテージに繋がります。

○対ミュウミュウや超バレで有利

実は反省したいほどのプレミがありました……。特性使い忘れるとか、逃げエネ把握が怪しいとか、お話にならないので割愛♡

ミュウミュウ、超バレ相手では、手札からの展開を遅らせたり、大抵のポケモンを一撃で落とせてしまう点が優秀です。

オロヨノが入る分、ルガゾロなど悪タイプ込みのデッキには不利が大きく働きますが、それほど席巻はしないだろうと踏んでいました。

▼メガミミロップ&プリンGXが戻った理由

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ピカゼクデッキの基本は、ピカゼク、ライライ、ゼラオラ、デデンネなど。パーツだけ考えてもジャンピングバルーンで即240〜300が確保できる上、ハチマキ無しで落とせるポケモンも多い。

と、思っていた私は浅はかでした。

完全にやられたと思ったのが、

ピカゼクジラサン!

安定感もさながら、メガミミロップ&プリン対策でもあるんですね。やられてから気付きました。

メガミミロップ&プリンが刺さるのはミュウミュウくらいでした。

対策やらは、後ほどまとめます。

▼選考落ちの理由

○リセットスタンプ

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以前、8月のトレリから使っていたサナニンフでは3枚構成でした。サーチ後の雑打ち、中盤サイド減りからの打ち、相手サイド残り1での打ち。と、使い分けていました。

というのも、サイド管理がしやすいようポケモンが少なめであったことや、ブルーの探索からサーチしやすいことが使いやすさの理由でした。

そのためブルーの探索など後半で使いやすいサーチが無いことから、リセットスタンプはピン刺しで活用するのが難しく思えてきました。

オロヨノが入っているのでサイド2枚以下から、

スタンプ→ナイトウォッチャー

みたいな美味しい展開を考えなくもありませんでしたが、後半に都合よくいく気がしなかったため不採用に。

実際、どうしても欲しい場面はありませんでした。

○ギラティナ

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超バレット系相手では、必ずというほど入っていて、場合によってはメインアタッカーである場合も。

何度でも復活できる点から複数枚場に展開したいことがなく、バンデットガードのフーパ相手でも、そこそこダメージを与えられることから採用を減らしました。

フーパ3〜4枚とかいう極端なデッキに当たったときは、諦めるつもりでした(笑)

多彩な超バレ、サブアタッカー入りのレシリザ、アロベト入りルガゾロなど、フーパを積んで凌げるデッキばかりでないだろう。そう踏んでいたところはあります。

◆シティリーグ10時間前のかるわざ

もう、無理だ。

本気で諦めていましたが、ウチのBBインのデッキポケモンはほぼハイランダー(ピン刺し状態)だったのを思い出し、キーカード以外を動かしてみることに。

ここに来て、ようやくミュウミュウの良さがわかりました()

相手によって立ち回りを変えることで、後出しジャンケンみたいに狩れるんですね。

その完成(?)したものがコチラ↓↓

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どうしてその枚数になったとか、どうして抜いたとかはここまで書いたとおりです。

相手デッキの想定と立ち回りの大まかなものが、

・三神各種
ラティオスGXの出番です。クリアビジョンで先手を取れれば、フォトンゲイザーで無双できます。
ケルディオが出てきたら、ギラティナやカラマネロで殴っていきます。フォトンゲイザーだけでなく、ナイトウォッチャーやエナジードライブといったサブウエポンもあるので、ある程度盤面が整ったら削っていきます。

・パーフェクション各種、超バレット
ウルトラネクロズマGXの出番です。フォトンゲイザーとめつぼうのひかりGXが刺さります。低コストで100〜180程度の打点が出せ、トラッシュからエネルギーを得たオーロット&ヨノワールで150ダメージを連打していきます。

・レシリザ系
ほぼ総力戦です。GXワザはペイルムーンGXを使い、カキなどでエネ加速されたレシリザを無力化します。先手が取れるなら、フォトンゲイザー+ハチマキで落として優位を取れます。
非GX2〜3体でTAG TEAMを狩る。そんなのも聞いたことがありますが、超バレット系だとカラマネロやトラッシュにあるエネの観点から、狩られる方が多くなります。
それもあって、ギラティナを減らしました。

・ルガゾロ
不利です。たいした有効打は持ち合わせていないので、ワザとしてはフォトンゲイザーで頑張るしかないと思います。アロベトが入っていることが多いようなので、どうにかコツコツ処理するしかないのではないかと。
今回はマッチングしなかったので、良かったです。

・ピカゼク
ミュウのベンチバリアでカラマネロを守りつつ、フォトンゲイザーで落としていきます。ゼラオラGXやカプ・コケコGXが出てきたら、ペイルムーンGXでエネを削ってやります。

【ジラサン型に負けた理由】

○メガミミロップ&プリンGXが刺さらない!
基本的に1〜2体しかGXが展開されないため、120 or 180 と打点が下がりました。

○サンダー、カプ・コケコGXで突破される!
TAG TEAMで押してくれれば楽だったのですが、サンダーがサブアタッカーとして優秀で、2体+ハチマキでラティオスGXを狩ってきます。
エネを散らしておきながら、カプ・コケコGXで回収→攻撃みたいな動きもできるので、対策しきれませんでした。

○どうしたら良かったのか?
ウルネクとギラティナしかないですね。やぶれかぶれは当然と来ますし、先攻からでは追い付きにくいです。

フォトンゲイザー100+やぶれたとびら10=110
これでサンダーを。
めつぼうのひかりGX60+やぶれたとびら10=70
これでジラーチを。
仕掛けるなら、このプランかなと思います。

もしくは、

クリアビジョンGX 先手+タッグパージ連打
ハチマキがあればピカゼクも2回で落とせますし、他も1体ずつ落としていけるかと、思いました。

◆シティリーグの結果

1戦目 ○ サーナイト、アロキュウ6-5 先攻
ギラティナスタートに対して、お相手はアローラロコンスタート。盤石と展開され5-5までいきましたが、ベンチに残っていたアローラロコンをめつぼうのひかりGXで落として、どうにか勝利。

2戦目 × ベトベトン4-6 後攻
ジラーチスタートは良かったが、先行やぶれかぶれからひたすらサポートに恵まれず。相手は盤石でしたが、オロヨノもいたのでコチラが有利なマッチングでした。カラマネロやいれかえ系の使い方が下手すぎて、デッキをよく理解していないのがバレました。

3戦目 × ピカゼク 3-6 後攻
無人発電所を貼られてからトキワに張替えまでの対応は良かったのですが、ジラーチ、サポートが来ず……。どうにかピカゼクを落としたものの、返しでサイドを取られてしまいました。

4戦目 ○ 三神パーフェクション 6-3 後攻
混沌のうねりが初登場。ここからようやくデッキを理解し始めた感じです。クリアビジョンGXを打てたのが大きく、理想的な回し方ができました。ミュウミュウのフォトンゲイザーで三神を落とし、ミュウミュウに落とされるも、ラティオスGXのタッグパージ(ハチマキ込み)でリベンジできました。

5戦目 ○ レシリザジラーチ 6-0 先攻
完勝しました。というか、相手がうちのチームリーダーことBBインさん(笑)2-2から予選ラストで巡り会ってしまいました。
このデッキがガブギラ時代には全敗させられたものの、ペイルムーンGXでカキで貼ったエネを全部剥がせたのは大きかったです。

3-2(19位)で予選落ち。

◆感想とあとがき

シティリーグはやはりというか、レベルが高く、とても充実していたと思います。そして、準備不足が悔やまれました。マッチング的にも4-1は可能だったと思いますが、プレイングの下手さが大きく目立ちました。

ウチのリーダーも言っていましたが、「環境も微妙に変わっている」ということで、私はメガミミロップ&プリンGXが対策されていたように感じました。
ゴルーグが話題になっているらしいですが、打点が高い非GXの活躍が見られそうですね。

それらへの完璧な対策は難しいと思いますが、環境トップクラスの危険カードに対策を考えつつ、自分の得意を押しつけていくのが勝ち筋だと思います。

押しつけるとはいえ強引すぎるとカウンターをくらいますが、「この盤面を2ターン目までに作る」とか、「GXワザはここで使う」とか、見極めたり考えてやるといいかもしれません。

超バレット系を使った私がいうのもおかしな話ですが超バレットと見たら、「クリアビジョンGXを打たれる前にGXワザを有効に使う」とか、「クリアビジョンGXを打たれる前提で盤面を作る」とか、そういうゲームプランを持ち合わせて構築するのがいいと思います。

メタを貼るまでいかない、動き方の選択といった感じ。
それが上手い人が優勝したシティリーグだったのではないでしょうか。

noteを書くのは2回目ですが、どうにも文章の拙さが拭えませんね(笑)

最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。

次はもっと上を獲ります。

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