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徒然なる自叙伝 6巻

(3580文字)

ここまでで、高校時代が終わって
これから大学生時代。

感覚的に、過去を振り返ろうと思ったのだが、

僕は過去を振り返らずに
フタをして、目をつぶってきたんだと思う。

だから、癒せていない過去が沢山あるんだと思う。

そして、部分的には
上手く上書き保存ができている。

過去を癒しアップデートすることが、潜在意識を変えて、未来を変える。

過去は変えられる。
未来を変えるには過去を変えること。

タイムリーに情報キャッチできて良かった。

これも指導、導きの賜物かと。

本当にこの世の仕組みは知らないだけで、計り知れないほどワンダフルで、アメイジングなのだろう。

ダイジェストで、過去を振り返るが、そこから僕の癒せていない部分を抽出して、

アップデートさせるよ。

ほんと、見えない世界を知っていくことは、この世界がどんどん面白くなるね。

5巻からの続き。

ようやく、大学へ入学できた。

入学式だったか、いや 
大学の授業の初日の日

僕は遅刻ギリギリで、
受付で一緒になった女の子もギリギリで同じタイミングだった。

そして、可愛い子だった。

からの、なんと
学籍番号が並んでいて、

席が隣だった。

僕は、話したかったから
「書くもの忘れて、貸してもらえないか?」と嘘をついて声をかけた。

嘘をつくということは
ほとんどしないが

致し方ない場合もあるし、
傷つけないために必要なこともある。

そして、1年の時は席順がほぼ決まっていて、

どの授業もほとんどその女の子Kと席が近かった。

Kは富山出身で、一人暮らしで名古屋に出てきていた。

色白で、のちにミス大学にもなっていて、可愛らしい子だった。

そして、ノリというか
色々感覚的に合う子で、

彼女の家に行ったり、関係を持つようになった。

だけど、ちゃんとは付き合えなくて、

Kは遠距離で付き合っている彼氏がいた。いたが、僕と良い感じの関係になってしまい、

かつ、別れてくれなかった。
でも、僕と仲はとても良かったし、卒業するまで、親友のように仲が良かった。

色々と何でも話せる間柄だった。
元氣でやってるかな〜

そして、3ヶ月くらいたった後に、

Kは新しい彼氏ができた。
富山の彼とは別れて、その彼とちゃんと付き合う事になった。

僕は、かなりKの事が好きになっていて、

なんで俺とは付き合ってくれないのに、新しい彼氏とは付き合うのかと納得がいかなかった。

その時、めちゃくちゃ傷ついて
雨の夜の大学のベンチで1人で泣いた。

そこからだ。

登校すると、Kが、彼氏と仲良く歩いているのが見える。

僕は引きずっていて
なんならまだ好きだったから、

授業で席が隣なのが辛い。

そして、俺の氣持ちは置き去りにされ、

Kは彼と上手くいかない相談を僕にしてくる。彼女の幸せを考えれば、

どうやったら彼と上手くいくか親身になってあげたい氣持ちもありつつ、

僕は複雑な心境だ。

相談の時に、泣かれたりして
余計に困ってしまう。

優しく、良い人というのは
傷つく事が多くて報われない。

わかってるんだけど、僕はピュアだった。

辛かったけど、自分の氣持ちを押し殺して、

彼女の幸せを応援しようと親身に相談に乗る事にした。

そこから、僕は大学にほぼ行かなくなくなる。

必死こいて入った大学なのにさ。
他にも女の子は沢山いたんだけど、切り替えられなかった。

1年でフル単位を取ると

42取れるところが、
僕は1年で4単位しか取れなかった。大学でも、いきなりスタートからつまづくわけさ。

今となっては、私立大学に、かつ兄弟で唯一大学に行かせてもらって、申し訳ないとも思う。

が、勉強以外の貴重な経験と体験をできた大学時代は僕の宝物。

ありがとう。

サークルに入るかと思って、

新歓サークル?の飲み会のイベントに2つくらい行った。

1つ目は、サークル長に目をつけられて、氣にくわない的な対応。また、ボクシング部に入った当初を思い出す。どうも、目立ってしまうらしい。

2つ目は、できたサークル長で、やたら僕のことをなんか人間的に評価してくれた。

だけど、どっちも飲みサークルみたいな感じで、

何か全然惹かれなくて
サークルには入らなかった。

僕は心の傷を癒せずに、
自暴自棄になり、

現実逃避でバイトに打ち込んだ。
何でも良いから時給のいいバイトがよくて、

派遣会社経由で、大型パチンコ店でバイトした。

おっと、ちょっと待てよ。
初めてのバイトは高2の時に
新聞配達を2ヶ月やって、

その次は、高校卒業して、大学行くまでの間だったか、入学してからだったか忘れたけど、

1〜2ヶ月、大手引っ越し屋のバイトをした。

今思い出しても、鬼きつかった。
ボクシングでインハイ行って、ストイックにやってきたから、体力には自信があったが、

荷物を持っての狭い階段の往復とかまじきつかった。

エレベータのないマンションの、4階とか5階とかの引越しはマジでえぐい。

そして、1日2カ所くらいの引越しをやるわけだが、

毎回、担当の社員さんと一緒になるバイトさんが違って、

その車内の会話とか空氣とか
せーのでぶっつけでやるチームワークの感じとかマジ今思うとエグいわ。

とても記憶に残ってるのが、
台車に乗っけて、大型の冷蔵庫を運んでいた。

場所はマンションの通路で
通路が雨を側溝にやるためにちょっと傾いていて、バランスをとるのが難しかった。

そして、消火機のところについてる、赤いおっぱいみたいなプラスチックの突起のライト?

に冷蔵庫をぶつけちまってさ、
その時の社員さんが鬼のように厳しくて怖い人で、

烈火のごとく、どしかられた。
もう、18歳の僕は半泣きですよ。笑

だいたい、やらかして身をもって学んできたのが僕のスタンスで、 
失敗というか、やらかした時の方が学び成長するもんですよ。

今度はそうならないように
意識して改善しようとするから。

そんなバイトしたなぁ〜
からの話を戻して、3つ目のバイトは、派遣会社のパチンコ屋。

ここも、3ヶ月ちょっとだったかなぁ。

派遣だったし、僕は18歳で最年少だったけど、仕事ができたから、派遣会社の中で先輩方もいたけど、トップ3に入る評価で、

時給も1650円〜1700円もらっていた。だから、月に25万以上もらう時もあった。

18歳でそんだけもらってたんかぁと、今となっては思うね。

で、そのバイト先にもKが来たりするわけですよ。

こっちは引きずってるんだから、変な氣を持たせるなっつーの。

僕も彼女もタバコを吸ってたし、
僕の影響もあってか、

彼女も別のパチンコ屋でバイトし出した。

ああ、あの頃
そういえば、金がなかった時に、
道端に1万円札が落ちてて、

おーこれで一攫千金じゃ〜
っていって、スロットやって見事に全部スルみたいなね。笑

そして、バイトだけじゃなくて
実際にパチスロに手を出しちゃって、

トータルで数百万とまではいかない?いや、いってる?くらい結果負けてると思う。

僕みたいに感情で熱くなっちゃうタイプはギャンブルダメですね。向いてない。

もう、今となってはやりたいと一切思わないくらいに、その当時にやるだけやったので、それもまぁいい勉強代だったかなと。

ほんとね、人間の欲望というか
弱さというか、

心の弱さに漬け込む感じというか
思考停止な感じというか、

人としての底辺みたいなところをガッツリ見れました。

パチンコやってる人に、生き生きしてる目をした人いないんですよね。

スポーツジムで汗を流してる爽やかな人たちとは真逆な人たちが集まり、

その貧乏人とは言わないけれど、
そういう人たちの心理をついて、お金儲けをするパチンコ屋の会社。

そこで働く人たちのマインドや、シングルマザーの多さ。

派遣で働いたそのパチンコ屋は
1500台以上もあり、

また軍隊みたいに規律が厳しかった。常に笑顔でいなきゃいけないし、

カメラで見張られていて
笑顔がないと、注意される。

島に入る時、出る時は一礼をする
お客様に箱を渡す時は
笑顔で、はいどうぞ。と声かけをする。

また、女にモテなさそうな
陰湿な社員の男は、インカムで中央通路まで僕を呼びつけ、

他の人間には聞こえないように
陰湿な言葉でいびってくる。
低次元の極みにも近い。

悔しい思いをしながら
歯を食いしばり
誠実に懸命に汗を流して働く。

休憩時間は、
無口でタバコをふかし、

人間のコミュニケーションが行われる場所ではないような雰囲気が漂っている。

失恋して辛い思いをして、
逃れるために働くバイト先でも
辛い思いが待っている。

ボクシングの時もそうだった。
失恋の辛さから逃れるために行うのは、また辛さを生む。

その当時はそんなことすら考えられもしない。

ただ、がむしゃらに必死だった。

何でこんな辛い思いばかりしなきゃいけない?

何で俺はいつも辛い思いばかりなんだ、上手くいかないことばかりなんだ。

そうして、僕の人間的器は磨かれてきたんだと思う。

世の中人と比べたらキリがないが、少なくとも順風満帆だったことは一度もない。

そのパチンコ屋はやめ、
地元のパチンコ屋のバイトで働く事に。

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