ボバースを学び続けた理由
ボバースコンセプト
「そもそもボバースって何??」
という人が大半だと思いますが、それはまた後日お話ししたいと思いますので、もう少々お待ちください。
今回は、本格的にボバースを学ぼうと思ったきっかけを書こうと思います。
出会い
もともと就職した病院(実家から車で15分の近さ)が、ボバースをやっていたところから私のボバース人生は始まります。当時のリハ部長の同級生にボバースの国際インストラクターがいて、その先生が月に1回臨床指導に来て下さっていました。病院自体も色々なインストラクターを呼んで研修会を開催していたこともあり、ボバースを学ぶことが当たり前というか自然な流れになっていました。しかし、自分の中で何かしっくりくるものが無く、不安を打ち消すように人一倍勉強して研修会にも行きまくっていました。
そんな日々はある1人のインストラクターとの出会いでガラリと変わります。4年目に参加した他院の研修会でその先生とは出会いました。
その先生は今まで出会ってきた講師と違い、私たち受講生の目線に立ち、一緒に考え、悩み、解決まで導いてくれてくれてる人でした。それまでの研修会は講師→受講生への一方向なものでしたが、その先生は講師⇄受講生という受講生がよりactiveになれる研修会をされていました。受講生が考え、受講生が作り上げていく研修会、これが「学ぶ」ということか!私が求めていたものはこれだったんだ!と衝撃が走りました。
教え方や雰囲気、人柄など、、、全てにおいてドンピシャだと思いました(言い方w)
「すべては患者さんのために」
先生が研修会中に言っていた言葉は私が日頃から大事にしていた想いでした。偉い先生でも私みたいなペーペーのセラピストと同じことを考えて治療しているんだ、と思うと同時に、私はこのままで良いんだと方向性が決まった瞬間だったように思います(周りからは研修会に行きまくる私はおかしな人扱いされていたので)。この先生からもっと学びたい、この先生に認められるようになりたい、、それが私がボバースを本格的に学ぼうと思ったきっかけです。(もちろんボバースアプローチ自体がとても良いものと思っていたから、ということは言うまでもありませんが。)
長くなってしまいましたが、結局は尊敬する講師との出会いが私の人生を変えてくれました。動機は不純かもしれませんが、先生と出会ったことで得た知識や技術はたくさんの患者さんを救ってきたし、たくさんの仲間とも繋がることができました。
尊敬できる人に出会えた。これは私の人生においてかけがえないものです。それだけでボバースをやっていて良かったと思えるし、これからも学び続けていく原動力になっています。
私もいつか誰かからそんな風に思ってもらえる人になりたい!
改めてこれからも頑張っていこうと思います。
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