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心と体がうまく折り合わず
地に足がついた心地を忘れてしまっていたある日
納戸状態になっていた自室で
偶然この詩文庫を手に取り
昔、心揺さぶられた詩「自分の感受性ぐらい」
を目にしました。

〝自分の感受性ぐらい
自分で守れ
ばかものよ〟

この詩に頰を叩かれ
目が覚めました。

私の心はまさにぱさぱさに乾ききっていたのです。

ようやく心に水が流れ始めた思いです。

その頬を叩いてくれた詩「自分の感受性ぐらい」を
今、このタイミングで
志高い出版社「童話屋」から発刊された
この詩集のなかに収められた詩として再び手にしたことは僥倖でした。

編集者の田中和雄さんの「あとがきに代えて」が、また素晴らしい‥

いつか田中和雄さんにお会いして、ありがとうと伝えたいです。

写真は、その大切な詩文庫。
装丁と画は島田光雄さんです。

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