見出し画像

嫌な人の上を行く嫌な人になろう

私には残念ながら嫌いな人がいる。仕事の成果を横から攫っていくタイプの人だ。仕事は奇麗な部分と汚い部分に分かれる。汚い部分を一生懸命やって成功しそうになると、遠くから見ていて奇麗な部分を横取りし去っていくのだ。まるで自分がその全てを成し遂げた様に。

このような人が許せない。いや、このような人は自覚は無いのかも知れない。ただ、自分が得意な事を得意な範囲でやっただけ。私は奇麗な部分の仕事がその人よりも苦手だっただけ、つまり「かなわん」だったのかもしれない。これも許せない所だけど。汚い仕事の方が大変だし、やれる人もやる人も少ない。

だから、私はこっそりと決心した。奇麗な部分が私よりも得意なその人を、私が利用する。私がプライオリティーを下げている「奇麗な部分の仕事」を、その人にやらせる形にするのだ。もちろん、仕事の成果は私がもらう形にする。私の、汚い部分の処理能力の方が会社にとって希少だからだ。

嫌な人よりも、嫌な人に私はなる。その為には傾向と対策が必要だ。横取り屋の行動動機は何か?何をすればその人が私の望む行動を取ってくれるか?その行動結果をトータルの仕事の成果として評価する時に、私に評価が来るようにするにはどうしたら良いか?

虎視眈々と、いやらしく、その人を利用する覚悟が出来た。覚悟が出来たら何だかすっきりした。今日はもう寝よう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?