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「鎌倉殿の13人」31回感想【真夏のホラー回に、畠山重忠さまの戦闘姿が唯一の清涼感】

8/16、三嶋大社の大祭りに、源頼朝(佐殿)、安達盛長さま、源範頼(蒲殿)、仁田忠常さまがおいでになりましたね!

私は、たまたま仕事の休みをとっていて(職場に「一斉夏休み」の概念はないので、送り盆の日に休みをとった)、YouTubeライブで一部を見られたのですが、やはり「大河ドラマの登場人物が現実世界に「降臨」」は、胸が熱くなりますね!

さて、先ほど再放送が終わった「鎌倉殿の13人」第31回は、源頼家が倒れ、向後のことの準備を進め、鎌倉を北条に代わって蚕食せんとしていた比企を滅ぼしたら、頼家が回復して「しまった」…という、真夏にピッタリ?なホラー展開でしたね。
(私はホラーが苦手…というか、苦手ジャンルが多すぎるので、映画やドラマがあまり見られない(時代劇は数少ない苦手でないジャンル))
「目が覚めたら、妻と妻の一族が滅亡していて、自分は「既に亡き者」になっている」って、ホラーにも程がありますよ。しかも「史実」ベースって…。
比企は、比企尼以来「源頼朝の乳母一族」でのし上がってきた一族で、武勇
よりは行政や交渉の才があるのかと思っていましたが、「北条に代わって、鎌倉を蚕食してやろう」としか考えてなかったのが、滅亡の原因なのかなぁと考えております。
(このままの権勢で朝廷とやり合おうとしても、「東夷が!」と相手にもしてもらえないぞ(頼朝でさえそうだった))
一番思ったのが、「相談相手を間違えている」感。

※「ギャラリーに」→「逆に」
(スマホの予測変換で、この手の変換ミスはよくやらかします…自慢ではないですが)
…はともかく、父の代から北条と縁のある三浦義村に交渉したり(めのと子・善哉の処し方方針を、比奈さん→北条義時(小四郎)経由で知ったならば、比企につく選択肢はゼロになるって)、宿老入り云々の時には根回しに行ったはずの畠山重忠さま(比企と勢力を二分する、武蔵の御家人(正しい意味での坂東武者))のところへは行ってなさそうだし、比企は。
そんな一族だったから、今後滅ぼされるあの一族やあの一族と違って、名誉を挽回するエピソードがないんだよ(>_<)
佐藤二朗さん演じる比企能員の最期は、見苦しくもあっぱれでした。

で、大志民の私が今回一番興奮したのは!
比企館襲撃時の畠山重忠さまの大鎧姿ですよ!!
なんですかあのかっこよさは!!
中の人まだ24(19980614生まれ)ですよ!?
役を演じていない時は、キラキラと爽やかなイケメンですよ!!??
なのに、あの貫禄ある(「老けた」では断じてない)アラフォーの色気ですよ!!

(感嘆符だらけになってしまった^^;)

※「ら」は余計でした(例によって、変換ミス)
姿かたちだけでなく、こういった腹の据わったところも、重忠さまはかっこいと思うのですよ。

さて、大志くんが「大河ドラマのオープニングのキャストテロップで一番最初に名前が出る」のは、何年後になるのかな(*´ω`*)←これからの畠山重忠さまの最期を思うことから現実逃避

で、畠山重忠さまは「北条の婿(小四郎の義弟)」なのですが、舅・北条時政(時政父)から「(自分が守るべき)娘息子」にカウントされていなさそうなのが、今からつらいです…

ここまで、「頼朝様だったらこうしていた」「こうするしかなかった」と、非情の決断をしてきた小四郎ですが、それが「自分の意志でやる」になるきっかけが畠山重忠の乱であり、牧氏事変になりのかなぁ…などと考えております。
次回もしんどい展開になりますが(小四郎と比奈さんの別れに、頼家の修善寺での最期(トウちゃんが関わってくるとしたら、彼女は修善寺で何を思うのか)に)、見届けますよ。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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