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「鎌倉殿の13人」33回感想【頼家哀れ(善児の最期に注目が集まりすぎて)】

さて、「鎌倉殿の13人」第33回は、
・源頼家の最期@修善寺
・北条時政(時政父)の武蔵への野望が、畠山重忠さまのフラグに@鎌倉
・善児の最期…
の3本立てでしたね。
頼家の何が哀れって、善児の衝撃的最期に、彼の最期がかすんでしまったことですよ…彼らしいといえば彼らしいのですが、でもあまりにも…
例によって、ドラマの時系列とは前後する感想になりますが、お許しください…

「もうすぐ髑髏にされる者」といえば、頼家の命をお助けしたい!と修善寺にやってきた泰時と頼家の会話も印象的でした。

で、「今週の重忠さま」。

りくさんは、「武力さえあれば、とりあえず何とかなる」主義で、そこに「御家人の事情や情」があるなんて思ってないのですよね。
頼朝生前に、「何故鎌倉殿は京に拠点をおかないのですか?鎌倉殿ほどの御方ならば、その威光でどうにかできるでしょうに(要約)」と言っていたのを、思い出しました。
(りくさんは、頼朝や政子や大姫ちゃんが、京でどれほど惨めな思いをしたかを知らない)
それが、重忠さまを苦しめるわけで…

比企のように、幕府や源氏に「食い込む」野望のない畠山が、何で…どうして…

しかし、「オールドルーキー」も、来週で最終回…
(こちらも「どうなってしまうのー!?(>_<)」な展開…人命というより「人としての誇り」が無くなってしまいそうだ)
「鎌倉殿~」でどんよりした心をいやそうと、映画「ソニック・ザ・ムービー/ソニックVSナックルズ」吹替(大志くん吹替主演)を見に行きたいけれど、そんなことしたら、私が「家族からトウちゃんみたいにメッタ刺しにされる善児」になってしまいかねない…

…時々忘れそうになりますが(^^;、重忠さまこと大志くんは、「鎌倉殿~」用語でいうところの「誰よりも若い」のですよね(*^^*)

そして、趣味としての和歌を嗜もうと思っていた実朝くんのところに、政治的駆け引きの道具としての和歌を教えるためにやってきた、源仲章が…

「読書感想文もままならない子供」は、今の時期だからこそなたとえだったり。
(今の子供は、ある程度の感想文構成のテンプレがあるそうですが(私の時代も欲しかったー))

しかし、実朝はむしろ「万葉調」の歌を好んで詠んだといわれるあたり、やはり彼も「貴族」にはどうしてもなりきれない「武士」であったのだなぁ…と。

で、今回のハイライト「頼家退場」「善児退場」。

私、頼家退場は「温泉で湯浴みしていた頼家が、湯煙の向こうに女の影(トウちゃんのハニートラップ)を見て、それに気をとられているうちに、かげろうお銀みたいにトウちゃんが現れて、湯殿で立ち回りの末に…」だとばかり思っていたので(そして、トウちゃんが立ち回りに紛れて善児(湯殿の老爺に化けている)を刺そうとしたら、湯殿の老爺をかばった頼家が立ちはだかって…)、頼家にとって尊厳のある死で安心?しました。

そして、トウちゃんは両親の仇・善児を…
(善児が視聴者から「惜しまれる」など、序盤ではとても想像できなかったよ)

これ、本当にどうするんだろう、トウちゃん…
まさか、次回から登場する、小四郎の新しい妻・のえさんに関係するとか?

さて、鎌倉殿に全く関係ないことですが。
我が家のテレビ(2007年購入のBRAVIA)がそろそろ寿命で、買い替えることになったのですが、経済的に4Kテレビは無理だなぁ…。
(我が家の「家電担当・取説読み担当大臣」は私)
とりあえず、完全に壊れてからだと「鎌倉殿~」見られなくなるので、よかった?ですが。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
畠山重忠さまの退場まで、あと少しだ(ノД`)・゜・。

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