ファイナルファンタジーXⅤの思い出 アラネアさんとの同行旅
メインストーリー中盤で、仲間のひとりグラディオラスが修行と称してパーティーを離脱する。
ひとり欠けた状態で、依頼された鉱石を手に入れるためダンジョンへ向かう一行に援軍として参加するのがアラネア准将。
彼女は最初「定時になったから」と途中で戦闘を切り上げてしまい、なにこれヤバい人という印象しかなかったが、その後は何かとノクティスたちに手を差し伸べてくれる頼もしいお姉さん。
アラネア准将との共闘自体はダンジョンで鉱石を手に入れればすぐに終わってしまうのだが、あえてダンジョンを攻略せず周辺を一緒に巡るちょっとした同行旅ができる。
これが、貴重なひととき。何よりも昼間に彼女と行動できる機会はこの1度きりしかない。
一緒にキャンプしたり
プロンプトが写真を撮ったり
なんかイキイキしてるように見えてイラッと来る。
他のダンジョンを攻略したりもできる。
一番のお気に入りは、写真撮影のサブクエスト。
このサブクエストはアラネア准将と合流する前に発生するためずっとスルーしていたが、合流後にこなすと一緒に映ってくれるのをつい最近知った。以来、周回するときは絶対に合流後に行っている。
行ける範囲に限りがあって、車もチョコボも釣りもできない不自由極まりないのだが、なんというか楽しい。
順番通りにこなすと、写真撮影も周辺エリアの同行もないまま見落としてしまうところだが、順番変えてみるとこうした楽しみが増えるところがFF15の魅力。
終わりまでずっと彼女と旅ができればどれだけよかったか。もしも彼女がいたら、ルナフレーナが死ななくて済んだかもしれない。ノクトが犠牲になることなく世界が救われたかもしれない。いや絶対そうなっていたはずだ。
実際にDLC「エピソードプロンプト」では心が折れかかったプロンプトを叱咤し、立ち直るきっかけを作っている。
しかし、ストーリーを前に進めるために泣く泣くダンジョンを攻略して短い幸せのひとときは終わる。
アラネア准将と別れたあと、グラディオラスが何食わぬ顔で再び合流し、カップヌードルの具材探しを強要してくる。わずか1万の経験値とともに。
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