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新しい時代の暮らし・働き方を考えるDay 3〜NEXT STANDARDSでの集合知を公開!

NEXT STANDARDSと題して、今後新しく定着していく働き方や暮らし方を探索し、次の時代を生き抜くために必要なスタンダードを生み出すための対話の場をもうけました。そこででたさまざまな意見を公開します。

イベントは全3回、各回90分のセッションで行われました。

Day1:2020年6月8日(月)【変化の兆しを集める】
Day2:2020年6月9日(火)【兆しの先にある未来を描く】
Day3:2020年6月12日(金)【NEXT STANDARDSを創出する】

今回は「Day3 NEXT STANDARDSを創出する」について共有します!

Day 3のチェックインは、「我が家の新しいスタンダード(マイルール)」からスタートしました。ここから、ひたすら、未来のスタンダートについて対話していきました。

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いくつかオンラインのルームを作って対話してもらいましたが、恋愛や結婚のNEXT STANDARDSについて話しているルームや、働いている人のお給料について、時給から分給になる!?など議論しているルームも。

東京がゴーストタウンになるかも!?
セレンディピティをどう再現するか?
みんなユーチューバーになっちゃうかも。やらない方がマイノリティへ。

・・・いるだけでは存在感がなくなるのか!?

などなど各ルームを巡回してみましたが、対話が尽きないの一言。

ここで出てきたたくさんの「NEXT STANDARDS(未来に当たり前になっていく価値観)」をまとめた結果を共有します。

※鉤括弧(「」)で囲われた部分がセッション中にみんなで書き出したNEXT STANDARDを同じものとしてまとめたもののタイトルとなります。

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多重人格化する自己意識

「一つより複数の価値観」が基盤の価値観として大事にされる。また、複数の価値観を持つために、「他者承認欲求より自己探究欲求」が高まり、そのため「都市居住にこだわらない」し、「多数の所属をもってリスク分散」する。多数に所属するために、個人の能力として「問いの設定力と適応力」が求められ、「ぶれない自分より多重人格であることを重視」するようになっていく。多重人格性が身についていくからこそ、「相手優先のコミュニケーション」を多くの人が実践するようにもなる。また、自己の中に想定外の価値観を増やし続ける「非合理に価値を見出す」という部分と、各人格の「超合理性を重視」する部分が、自己の中で矛盾なく両立されていくこととなる。

利他意識を加速するバーチャルファースト

「働くと暮らすのシームレスを求める」という価値観は強化され、リモートワークの拡大に伴い、「働く・遊ぶはバーチャルファースト」となり、バーチャルの比重が高まるにつれて「物質以外にも求める上質さ」を追求することとなる。上質さの一つとなる本物の協働・協創を実現していこうという姿勢は、オンラインゲームで見られる利他行動を促進し、「仕事・暮らし環境に求めるオンラインゲーム化」は加速していく。「賃金よりも重視する働く対価」の一つとしても利他行動は加速し、「人とは利害でつながらない」という価値観が広がっていく。そのためバーチャルは重視されつつも、リアル空間での同時性がないと得られにくい感覚、特に「共感を最大化するのはリアルのみ」という価値観も広がっていく。

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この場が良かったのは、所属が同じなど共通言語持っていない人たちと対話することで、変な落とし所に行かずに自由に発想できたし面白がれたこと。

飲み会がないのが残念!ということで秋ごろ合宿しませんか?合宿で楽しみましょう!という話にまで広がり、もしかするとオフラインでこの続きを描いていく機会が現れるかもしれません。

こうご期待ください!

記:知花里香

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