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チームエンゲージメントを高める対話とは?

EQ×ダイアログの公開オンラインセッション3Daysが開催されています。
3回共通のテーマがあり、各回毎のテーマもあるというチャレンジングなセッションです!!
その第一回目が6月30日に開催されました。概要はこちら
参加には、製造業、コンサル、助産院経営、IT、空間デザイン、などなどかなり多様なメンバーの方々に集まっていただき、対話をしました。
あっという間の2時間!今日はその様子を少しかいつまんで、お伝えしたいと思います。

3回共通テーマ
多様性を活かすことで進化できるワーク&ライフとは?〜これからの協働・共創のスタイルを考える

その中の第一回目のテーマは、

チームエンゲージメントを高める対話とは? 

です。

実はこのテーマは語るにはとても難しい。

何故なら、チームもエンゲージメントも唯一一つの定義というものはありません。(提唱している方はたくさんいらっしゃいます)
特にエンゲージメントというのは特に曖昧。人事担当者やマネジメント職でもなければ、あまり触れることもない言葉なので、難しいイメージがあります。

そこで、先人の知恵も借りながら、今回はそれぞれ以下の定義としました。

チームとは何か?

チームとは (Katzenbach added by Hawkins)
・共通の目的、一連のパフォーマンス目標
・および相互に説明責任を負う
・目的達成のために補完的なスキルを持つ
・共通のアプローチで取り組む

エンゲージメントとは何か?

エンゲージメントとは、自分の心に響くチーム・コミュニティの中で、共通の目的達成のために仕事・行動を起こしているという感覚

さて、最初の問い。
どんな時にエンゲージメントは高まるのでしょうか?
また、逆にエンゲージメントが切れる時はどのような時なのでしょうか?

数人グループで対話していただきました。(抜粋)
エンゲージメントが高まる時は、
意義目的が共有され、理解・共感している時
・製品やサービスの価値向上に貢献できた時
・良い人間関係を保てている時
・本音で語れる時

エンゲージメントが切れる時は、
・会社のTOPが目指す意味を語らない
・偉い人たちしかミッション理解がなく、下が作業員のような扱い
・チームメンバー内の不信感がある時
・貢献実感があまりない
・フィードバックが適切に行われない、誰も責任を取らない

などなど、早速皆さんから様々な意見があがりました!! Σ(`・д・´ノ)ノ
その中で、一部の方々から以下の問いが湧き上がってきました。

全員がエンゲージメントが高まることってあるの?
そもそも、そこを目指すの?(エンゲージメントすることが目的?)


そうなのです。エンゲージメントは人事やマネジメント側では本当にシビアなテーマではあるのですが、実は一人ひとりにとってみると、意識できていないことが多いかもしれません。

ワーク&ライフ」を考える上で、

何が私を惹きつけるのか?
何が自分の響きにつながるのか?
私のエンゲージメント感覚を高めるものは何なのか?

を知り、自分なりの意味を持ちながら日々を過ごしたり、仕事への意味づけを行ったり、他の人に何かをリクエストしたり、協働方法に活かしたり・・このプロセスそのものが大事になってくるのではないでしょうか。

良い感じにモヤモヤしてきたところで次の問い。

過去、今、未来それぞれで、
どのようなことが、チームエンゲージメントに繋がってきた(&繋がっていく)のだろうか?


さらに深ぼって考えることにしました。
この問いを考えるにあたり、歴史や経済、政治などマクロな視点を踏みながら、対話を重ねました。

様々な観点から対話を重ねるなか、以下のような意見がありました(抜粋)

・プロジェクト型の中で、目標コミット型(役割を果たす働き方)と、何かやってみよう型(色々とやってみる)というチームエンゲージメントの形が生まれるのかも。
収入、会社の中の役職などの物理的なことを大事にしていた。個人の得られる情報が変化した中で、会社に対するエンゲージメントは変わって行くと思う。
・皆がエンゲージメントを高められるか?という点について、高められなかったら、違うチームや違う場所を選択できることが重要だなと思う。
・高度経済成長の話で、組織の勝ち方が決まっていたので、終身雇用が守られており、チームエンゲージメントという概念が薄れたのではないか。
・グローバル化が進み、個が強くなってきた。人財の流動化が高まった中で、チームで働くことが重要になってきた
プロジェクトワークが増えていく。会社に属する以外で「エンゲージメント」とは、どんな意味を持っていくのだろう?

この辺りで残念ながら時間がきてしまいましたが、皆さんいろいろ気付きがあったようです^^

・エンゲージメントという言葉を使う時の主語がどこなのかで、世界観はがらりと変わるんだと気付きました
「エンゲージメントは高めなければならないのか?」というのは大きな気づきでした。その反面、「どうしたらチームとしてうまくいくのか?」という問に対してはさらに迷子になりました!助けてー!
・改めてエンゲージメントについて考えることができました。「自分の心に響くか」というのはとても大事であり、深淵なテーマだな〜
・「エンゲージメントを高める対話」というテーマに対して、直接的な答えは時間内に明確には出ませんでしたが、個人の在り方や多様性の尊重、お互いに本音で対話をすることなど、いくつかヒントを得たと感じていますので、持ち帰って考えたいです
・自分たちのチームでエンゲージメントが上がるとき下がる時などディスカッションして双方に把握していくのもありかもと思いました。
・まず一人ひとりが 「自分の心地よさ」 を自覚しているかが大事で、それをお互いにすり合わせていく、ということができればエンゲージメントが高まる場ができるんじゃないと改めて思いました。あと、エンゲージメントを高めるときに主語が自分以外になるとすごく違和感がありました。。私にとってエンゲージメントは高めるものではなく高まるもののようです。


本当にチーム、エンゲージメント、それぞれの捉え方や視点も様々でした。

集まったのは15名程度ですが、本当にこれだけ感じていることは違うんです!
これは、日本中、いや世界中の皆さんのところでもそうなのでは?!

ぜひご自身と、ご自身のチームや周囲の方々と、対話してみてください。そうしていただくことが、チームエンゲージメントの第一歩なのかな、と改めて思いました。
(ワークショップや、グループ対話などの御用命はこちらまでお気軽にどうぞ ^^)

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時間切れで退出された方がいらっしゃり全員で撮りきれませんでしたが、次回もお待ちしておりまーす!

記:知花里香

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フューチャーセッションズは、新たな関係性と協調アクションを生み出す対話の場を提供し、企業・行政・NPOなどの組織を横断した共創とイノベーションを創出する会社です。 様々な共創を実践している私たちが向き合っている問いを共有し、思考をつなげることを目指しnoteをはじめました。

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