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新型コロナは、雨が降ると増えない!という話(その3)

要約

前回予測が全く外れた理由の考察です。

事実としては、新型コロナ 第8波が2023年1月11日、(事実上は12月31日以降に減少に転じたのは)、12/17日の大気が影響していましたで確定します、という話です。

陽性者が減った理由】
新型コロナで汚染された空気が、雨や雪が降ったことにより、きれいになった!
ということです。

【空気がきれいになると感染者が減る】
新型コロナは雨が降ると感染者の増加数が減る、という下記の一連の続きです(晴が続くと陽性者数が増える)。

新型コロナは雨が降ると増えない(その1)

新型コロナは雨が降ると増えない(その2)

要するに空気がきれいになる条件の想定が誤っていた、ということです。

これは、現在実施している 新型コロナの予測について、データで明らかになったことの思考メモ(その3)です。

(1)新型コロナ増加の原因


今はやりのChat-GPTに聞いてみました。

Chat-GPT(2023/01/31)

訳:
COVID-19(新型コロナ)と関係のある大気汚染物質、何?
PM2.5 と NO2(いわゆる排ガス NOx) あとオゾン(O3)

降雨は大気汚染をある程度軽減することができますが、汚染の種類や発生条件によって異なります。(以下、和訳略)

しかし、降雨だけでは大気汚染の問題を解決できないことも知っておく必要があります。一時的に汚染を減らすことはできても、長期的に大気の質を改善するためには、排出量を減らし、持続可能な方法を促進する、より持続的な取り組みが必要なのです。

Chat-GPTは、人間のように対話してくれるAIとして人気なBOTです。

https://openai.com/blog/chatgpt/

箇条書き
1.ChatGPTは、InstructGPTをベースとしたAIモデル
2.InstructGPTは、「人間の好みに合った文を出力するように微調整したAIモデルGPT-3」のバージョン 3.5
3.GPT-3は、2020年7月にOpenAIが発表した高性能な言語モデル
4.OpenAIは、(検索してください)

と書いていくと長くなるので、以下、略。

point
GPT-3.5: 2022年初期に学習が終わった会話データ(会話モデル)を使用

つまり。2022年の初め頃(3月くらい)までには、

PM2.5 と NO2(いわゆる排ガス NOx) あとオゾン(O3)

と学習するくらい一般化していました、ということです。

(2)新型コロナ陽性者増加数は天候が荒れると減る


下図の通り、新型コロナ陽性者 増加数は、天候が荒れる(つまり空気がきれいになる)と減ります。


第8波など詳しくは、下記URL

(3)中国本土でも、新型コロナ陽性者は減っています

中国本土でも、新型コロナ陽性者は減っています。

NASA@夜間光 2023/2/1 - 2022/2/1 差分画像

青が、2022年より活性化している都市。つまり、経済活動が発展している場所です。一方、赤が衰退している場所です。

新型コロナ陽性者数比較(2022/12/28 想定)

point
一番新型コロナ陽性者が増えていた、広州でも沈静化(活動が活発化しているため)しています。

つまり。2023年2月くらいには、

中国でも新型コロナ陽性者が減っている

ということです。

東アジアの陽性者動向は、同じです。

日韓 64行政区分別 新型コロナ新規陽性者 動向

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