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新型コロナは、雨が降ると増えない!という話

要約

Advent Calendar 2022(12/23) です。

表題の通り、新型コロナは雨が降ると(一日 20mm 以上)、感染者の増加数が減る、という話です(晴が続くと陽性者数が増える)。

これは、現在実施している 新型コロナの予測について、データで明らかになったことの思考メモです。

(1)新型コロナ陽性者 増加率とは

ここのポイントは、新型コロナの陽性者数そのもののではなく、
増加数の増え方です。

2022年@宮城県 新型コロナ陽性者数

宮城県の週間増加数は、上図 青のグラフになります。
(先週の陽性者数から、今週どれだけ増加したか、その数字)

(1).2  新型コロナ増加の原因


新型コロナ陽性者数が、同じ月単位でも突然ふえたり、減ったりしていことがわかると思います。とくに、2022年8月-10月にかけて、
初旬に急上昇し、中間で少し上昇、急降下している様子が出ています。

2022/08@宮城県

現状、この理由に関する説明を聞いたことがありません。

(2)新型コロナ陽性者増加数は雨が降ると減る


下図の通り、新型コロナ陽性者 増加数は、雨が降ると減ります。
(逆に、晴天が続くと陽性者増加数が増える)

この原因を推測すると。。。
雨が降ると減る物資と連動している! になります。

約10mmの降雨により、降雨直前の大気中の濃度は降雨時に約1/2、降雨直後に約1/4に減少した。
このことは,粒子状NO はおもに粒径の大きい粒子に含まれること
ならびに二次的粒子であるため、
光化学的生成による補給が降雨時に停止することに基づくと考えた。

大 気中の気体状NOxお よび粒子状物 質中のNO3-濃 度に
およぼず降雨の影響

https://www.jstage.jst.go.jp/article/nikkashi1972/1982/7/1982_7_1256/_pdf


(3)日本と韓国を調査した結果

日本と韓国全体で同じ結果が出ています。

(3)仮説

という仮説をもとに予測をしています。


要するに人流は、新型コロナ陽性者数と関係ないですよ という話です。


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