見出し画像

IBM Cloudで新宿と渋谷の"人流"の境を調べたよ(IBM Cloud/Node-red)

はじめに

本記事は、IBM Cloud Advent Calendar 2021(12/21) の記事です。

今回は、IBM Cloud/Node-red(以降、Node-red)機能を用いて、人流(商圏)分析の知識なしでnode-redが、自動で人流(商圏)分析をするツールを作りました。

今回すること
今回は、各人流(商圏)を比較調査するので、GIS(Esri/Airbus DS/USGS)を使います。

人流(商圏範囲)とは
来店を見込める顧客がいる、ひとが歩いてくる範囲 のことです。
今回は東京の場合ですので、旅行速度4km(歩く速度)でどれだけ歩いて移動するか、ということです。

渋谷で人が増えた、減ったとは"最大"どこまでの範囲か?という話です。

旅行速度での移動最大範囲

東京なので、今回は"最大"で1時間です。歩きにくい場所(要するに裏道)は、短くなるようにしてます。単に円を描くでは使えません。

地方の人には意外かもしれませんが、東京のひとは意外に歩きます
逆に、地方の人はすぐ近くでも車を使います。近くのコンビニでも車、でしょ?

東京の人が歩く最大の範囲、です。

渋谷から原宿 → 歩くか
渋谷から代々木 → 歩くの…..
渋谷から新宿 → 歩く!? 絶対、無理! 

ということを地理感覚なしで出す方法です。

(1)環境準備


今回はIBM Cloud内の以下のサービスを使用します。

Node-red

使用するサービスを新規で作成する場合は、IBM Cloudにログインし、
「リソースの作成」から各サービスを作成してください。
今回は全て無料版のライトアカウントです。

(2)構成

以下の通りです。ソースはごめんなさい。その代わり、スマホで使えるようにしました。

商圏分析(node-red)

構成は簡単、ということです。

(3)お台場の人流(商圏範囲)

こんな感じです。

お台場の商圏

レインバーブリッジからが、お台場の商圏=ひとが歩ける範囲=お客様が来る範囲、ということです。裏道は外してありますよ。

(4)渋谷の人流(商圏範囲)

こんな感じです。

渋谷 商圏

新宿駅直前までが商圏です。商圏=ひとが歩ける範囲=お客様が来る範囲

渋谷 商圏限界

(4)新宿の人流(商圏範囲)

こんな感じです。渋谷駅まえです。 商圏=ひとが歩ける範囲=お客様が来る範囲

新宿 商圏
新宿 商圏境

スマホ用のツールなので、使ってみてください。

IBM Cloud 人流(商圏)分析ツール


この記事が参加している募集

よろしければサポートよろしくお願いします。いただいたサポートは、日中韓とアメリカのリアルタイム感情分析を進めるために使わせていただきます