見出し画像

領域遊び:3歳0ヶ月ごろ

お絵かきをしていたら、絵を描くだけじゃ無く、クレヨン自体も対象にしたハイブリッドな遊びに変わっていった様子を観察しました。

初めは普通に形を描いたりして遊んでいたのだが、そのうちクレヨンの色や、手の動きに引っ張られて、ぐるぐると円を描き出した。

画像1

クレヨンで色の円をぐるぐると描いて、もっともっとぐるぐると描いて、 

画像2

そこにその色のクレヨンを立たせた。
だんだんと増えてきて、クレヨンを倒してしまったりすると、イライラとした声を上げる。でもどうしても立たせたいみたいで何度もチャレンジしていた。

画像3


色の円→その色のクレヨンを立たせる、という流れを考察してみた。

円を描く
色を確認するのの一番効率の良い手の動かし方が円形のぐるぐるだからではないか。

クレヨンを立たせる
円形を描いたところでそれが一つの囲みを作る形になっており、物を中に入れるという行為(クレヨンを立たせること)を誘発したのか。

円と同じ色のクレヨンを立たせる
倒れてしまうクレヨンも何度も立たせて、そうしないと気が済まないという様子。ものの領域とか、境目の感覚を試しているように思えた。

この遊びは領域遊びと名づけよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?