選ばなかった道
ドラマ「リエゾン」にはまってます。
お久しぶりです、りっちゃんです。
大学のレポートで忙しくしておりました。
少し余裕が出て、今期のドラマを見始めています
リエゾンは児童精神科のお話。
医者に、臨床心理士に、言語聴覚士。
介護士、児童相談所職員。
このドラマには悩む人を支える職業がたくさん出てきて、やっぱり素敵だなぁと思うのと同時に、自分は選ばなかった道だなぁと考えるのです。
これまでの「夢」
ずっと人のためになる仕事をしたいと思っていました。それは10歳ぐらいからです。
最初は、生徒を応援する学校の先生に、次は特に悩み相談を行う保健室の先生やカウンセラーに、看護師や医者、ソーシャルワーカーにも憧れました。
それらの専門職には、資格が必要です。
でも私は、その資格が取れる道を
選びませんでした。
選ばなかった道
大学の学部を決めるにあたって、
たくさんの仕事を調べました。
人を支える仕事は、どれも憧れました。
でも学部を決めるとなると、ちょっと違う
例えば、最初は「カウンセラーになるために心理学部に行くぞ」と思っていたのですが、心理学のテキストを開いてみると、「大脳が〜」とか難しそうな計算式が書いてあって。
違う!私が学びたいのは「困ってる人の悩みにどう支援できるか」であって、心のメカニズム自体を学びたい訳じゃない、と思ったものです。
じゃあ看護学部はどうか。看護師も人をサポートする職業ですが、やっぱり学部となると人体の勉強になります。そうじゃない、どうやったら悩んでいる人に寄り添えるのか、励ませるのかを知りたかった。
今なら分かるんです。
専門的な知識を持っている人にだから話せることがあることを。専門家だから、信じられたり安心できたりすることを。
だけど高校の時の私はそれに気づかなかった。
結局、専門職になる道を選ばなかったのです。
使命感
もう一つ、私が別の道を選んだ理由があります。それは「特定の人を支援する今の方法をちょっと変えたい」と思っていたからです。
別の記事でも書きましたが、私は足が少し変形しています。それで大変だったこともあるのですが、いわゆる障害者ではないので、言い訳をしたり助けを求めることが難しかった。
障害者だからとか助けてもらいやすい。他にも高齢者だから、低所得者だから、外国人だから、女性だから、、、。
何かに当てはまれば助けを求めやすいけれど、何もない人は我慢しがち。それは、障害者と健常者の狭間にいる私だからこそ感じた課題で、その改善こそが私の使命だと思っていたんです。
例えば看護師は病気がある人を、介護士は介護が必要な人を、つまり特定の何かに当てはまる人を支援するわけです。
カウンセラーや言語聴覚士も、助けを求めるハードルが少し高い。
そうじゃなくて、ちょっと相談できる、些細な悩みを打ち明けて支えてもらえる場を作りたい、と思っていました。だから、専門職はちょっと違うのかなと。
今となっては
でもやっぱり、そういう仕事には憧れるんです。あの時看護学部目指してれば、こうやって人を支えられたのかな、とか。選ばなかった道だなって。
今となっては、ちょっと後悔することもあります。でももう一回あの頃に戻って選び直せるとしてもこの道を選んだと思う。だって、悩んで悩んでこうしたのだから。強い気持ちがあったから。
次回のお知らせ
また未定になってしまいますが、来週一本あげます。