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大阪の「教育改革」15年 構成と自由・共生が崩壊の危機に!大阪府の高校授業料「完全」無償化の、なぜ?

  • と き 2024年10月 12日(土) 14:00~16:30

  • ところ 総合生涯学習センター 第2研修室(大阪駅前第2ビル・6階)

  • 資料代 800円

プログラム

☆講演「大阪の教育改革」15年、何がどのように変わったのか?
   -公教育の再建のために、これから必要なとりくみは?-
 住友 剛 さん(京都精華大学国際文化学部教員)
☆報告 いじめと差別の克服をめざす「学校×地域」のチャレンジ (大阪市立中学校現役校長)
☆フリー―トーク

講師プロフィール
住友 剛(すみとも つよし)さん
1969年神戸市生まれ。京都精華大学国際文化学部教員(教育学)/『大阪社会労働運動史第10巻』(公益財団法人大阪社会運動協会・2024)で、2000年~2020年を主な検討対象とした大阪の教育改革の動向および教育労働運動について執筆(第3・第4章)/主な著書に『新しい学校事故・事件学』(子どもの風出版会・2017)、『「いじめ防止対策」と子どもの権利』(共著・かもがわ出版・2020)、『足元からの 学校の安全保障』(共著・明石書店・2023)などがある。

2024年度入試で定員割れとなった大阪府立高校は145校中70校!上からの制度改革の「破壊力」を表わす数です。

これは、大阪府知事の「教育緊急事態宣言」(2008.9)以来、小中学校から高校まですべての学校を「ひとつの物差し」・「ひとつの土俵」で競わせるシステムを政治主導で構築してきた「負の到達点」でもあります。
 
「学ぶ権利の保障」から「教育サービスの提供」へ。「学力水準向上」の名のもとに大規模かつ組織的につくられてきた「競い合いのシステム」は、人権教育の伝統を持つ大阪の公教育を根っこから歪め、真の教育の自由を阻害し、児童・生徒たちはもちろん、コミュニティにも深刻な影を落としています。

今回は、その実態を知り、大阪府にくらす市民として何ができるのかを考えたいと思います。

主催:フューチャーおおさかー大阪の未来をつくる市民ネットワーク―
協賛:NOP法人労働と人権サポートセンター・大阪、大阪モニ太(大阪をモニタリングする会)、どないする大阪の未来ネット


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