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卒業研究記録「身近な森の見え方を変えるワークショップの提案」

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京都のデザイン学生による一年間の卒業研究の記録。 とにかく投稿、ドキュメンテーション。
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#グリーンウッドワーク

8月の研究進捗

8月の研究進捗

中間発表から始まった8月

8月は卒業研究の中間発表から始まりました。人生で初めて研究というものを始めた、この前期は早かったです。
中間発表を終えたときに書いた記事がこちらです。

中間発表を終えた時点で、自分は何を最終成果物とするのだと、もやもやとしていました。

その後、すぐにやってきたお盆の時期は、気分転換も兼ねて

読書

をすることに。
前期の間に入手はしていたものの読み切れていない本を

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グリーンウッドワークで、森と関係を生めるのか

グリーンウッドワークで、森と関係を生めるのか

グリーンウッドワークについて

詳しく知りたい方は、こちらの本と私がまとめた以下のサイト集が参考になるかと思います。他に情報をご存じの方がいれば、是非お気軽にコメントを頂けると嬉しいです。

それでは、本題に入りましょう。
私が今回、

グリーンウッドワークを通して考えたかったこと

それは、

研究のテーマとして掲げている、
「つくることを通して、森と関係を生むということについて」です。

その

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その辺の枝を観察してみた

落ちている枝から材の感覚は得られるのかという問いの元、枝の皮をむいたりして、枝を観察してみました。

その辺の枝を観察してみた

その辺の枝を観察してみた

こんにちは、今回は研究記録第二弾として、探索のために行なったプロトタイピングについてです。

私は身の回りにある木を見ても、材である木材と結びつかない人は多いのではと考えています。

そこで、身の周りにある枝から材の感覚を感じられる体験を得ることは可能なのかと思い、学校に落ちている枝を探して観察してみることにしました。

十分に乾燥している枝だったこともあり、皮を剥がしていくと、材っぽくなりました

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つくるという行為を通して木や森と人の関係を再考する

つくるという行為を通して木や森と人の関係を再考する

こんにちは、私は京都工芸繊維大学でデザインを学ぶ学部4回生のものです。これから一年行なっていく卒業研究の記録として、noteを活用していこうと思います。どうぞよろしくお願いします。

早速ですが、現段階で私が研究テーマとして考えていることは、
「つくるという行為を通して木や森と人の関係を再考する」です。

このテーマにした理由として、私は以下の三つのことを感じています。

ここからそれぞれについ

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