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【K1ビザ】イミグレでやっぱり引っかかる

今日はアメリカ渡米時にイミグレでひっかかり、見事に別室送りになった話をしたいと思います。

K1ビザ申請中に渡米を計画している方は「こんなこともあるんだな」というご参考にしていただければ。

わたくしの現状のステータスは、アメリカ移住のためのファーストステップであるK1ビザ(通称:婚約者ビザ)を申請中。

<こちらもご参考まで↓>
▶プロセスをめっちゃ分かりやすく図解してみた
▶I-129申請準備中にぶつかった疑問たちとその回答

この、申請中の状態でのアメリカ渡航は賛否両論ありまして。大使館も「推薦はしないけど本人の自己責任で」っていうスタンス。でも私たちは正式に結婚する前に相手の家族に会いたかったし、一緒に過ごしたいというのもあり、渡航に挑戦することに。

そもそも、なぜ賛否両論あるのかというとイミグレの審査でひっかかり強制送還になるケースもゼロではないから、と勝手に解釈しています。(でも、強制送還なんてよっぽど怪しい、とかでない限りほとんどないと思う。違法なことしてるわけじゃないんだし)

インターネットで情報を漁ったけど、イミグレでひっかかるか、何事もなくパスできるかは、どうも運頼みのようですw 個室送りになる人もいれば、何も問題なくパスできるケースもある。

まぁ私は幸運体質だから大丈夫っしょ!

と何の根拠もなく思っていましたが、とは言え、出来る準備はしていった方が良いので、万が一の時のために色々書類を準備していきました。

<準備したもの>
・提出済みのビザ申請書コピー
・渡航目的+私と彼の基本畳用がハッキリわかるように文書化
・滞在中の具体的な予定
・それ(↑)を証明するもの
・私の身分を証明するもの
→ 結果:まったく必要なかったw

そして渡米当日。約12時間のフライトを終えイミグレの順番を待つ。運を天にまかせつつも内心はドキドキしながら。

そしてついに私の番

若めの審査官が私のパスポート見つつ、パソコンのモニターみつつ基本的な質問をはじめる。
・滞在目的は?
・滞在期間は?
・滞在先は?

それに答えてたんだけど、どんどん質問が突っ込んだものになってくる。
・彼とどれくらい付き合ってるの?
・どうやって出会ったの?
・最後に会ったのは?
・彼は日本に来たことあるの?
・あなたの仕事は?
・どれくらい現金持ってきた?

このあたりで おかしい・・・(-ω-) と思いはじめる。これまで何度も入国審査は経験してきたけど、いつもソッコーで終わってた。それなのに、やたら突っ込んだこと聞いてくるし、やたら面談時間が長い。(最終的に私が最後の一人だった;涙)

一通り質問に答えて、彼が何かカタカタとパソコンに入力し、パタンとパスポートを閉じたので。

終わった!(^▽^)

と思ったのもつかの間、「ついてきて」の一言が飛んできた。

はい尋問確定ーーーー

めでたく別室デビューとなりました。イミグレセクションの真横にあるソコは病院の待合室みたいな感じで、3人の職員が並んでるカウンターデスクと待つ用の椅子が並んだこじんまりとしたお部屋。部屋の片隅には監視モニター画面が置かれてて、小部屋でアジア系女性が尋問を受けてるのが見える。

「あー私もあの狭い小部屋に連れていかれて長い間軟禁状態になるのね…」と途方にくれながら椅子で暫く待ってるとカウンター越しに名前を呼ばれる。

カウンターへ行くとシュッとした、笑わない、目つき厳しめ男性職員が心のこもってない How are you? を投げかけたあと、すぐに滞在目的を聞いてくる。

そこで、「あれ、ここで尋問なの?あの小部屋じゃないのね」と、オープンなスペースで行われることにちょっと胸をなでおろしつつ尋問スタート。さっきの入国審査官から聞かれたことと、ほほ同じ内容の質問だったけど、さらにまた突っ込んだものだった。

・何ビザを申請しているのか
・もしビザにめっちゃ時間かかったらどうする?
(要は、二人の決意が固いことを聞きたかったんだと思う)
・そのビザはいつ提出したのか?
・彼の仕事は何なのか?
・これまで何回会ったか?
・持参現金の金額は?
・持参スーツケースの数は?などなど

まぁどれもこれも正直に状況を答えれば全くもって問題のない質問ばかり。怖がることはないんだろうけど、先が読めないこの状況はやっぱり緊張する…終始緊張した精神状態で質問応対してたら突然、どこからか女性職員があらわれる。そして私に対応中の男性職員、彼の隣の女性職員を巻き込みオーロラの話を始める
「世界各地でオーロラ観測」ニュース

えっと。。。世間話はじまった???(・▽・)

ここから想定外の展開に(笑)
その女性が携帯を取り出して、「きれいでしょ」と私にオーロラの写真を見せてくる。そして、他の女性も私に写真を見せはじめるw

え、何この時間(笑)

「あなた●●市に行くんでしょ?見れるかもよ!ラッキーねー」とフレンドリー全開でおしゃべりしてくる。(あ。結果から言うと、オーロラは見えませんでした)で、その男性もその世間話に加わってたからか、なんだか丸くなってくる。しまいには、「ビザの手続きは自分たちでしてる?弁護士とかに頼んじゃだめだよ、法外に高いから。自分たちで頑張りな」的なアドバイスをくれ、パスポートに「ポン!」と APPROVED(承認)のハンコを押して、返してくれました。怖そうに見えてナイスガイでした。人は見かけで判断してはダメですね。

何もなければ数分で終わる入国審査が結局45分くらいかかったのかな?(そもそも、飛行機が降りてからの待ち時間がそんなになかったから、そこまで時間がかかっていない方だと思います。LAXとか大きな空港は待ち時間だけで時間かかりそう。。。)

他の空港はどうなのかわかりませんが私の経験はこんな感じでした。尋問室送りにはなったけど、職員さんは結局みんないい人達だったし、めったにできない経験ができたので結果オーライということで。怖さと緊張が伴う状況ではあるけれど、聞かれることは全てあなたと、あなたの彼氏のことなのであなたの中に全て答えはあります。返答に困ることはないはず。しっかりと事実を答えていたら問題ありません。

これから渡米を検討されているかたは、たとえ別室送りになったとしてもしっかりと事実を述べれば大丈夫!だと前向きにとらえ、彼との時間を楽しんでください♡

Thank you for reading! Aya


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