有限


どうして有限を好きになってしまうんだろう。


新しい推しができました。
全くの別界隈です。
その話をします。
重いです。楽しい話ではないです。
ただ、自分の感情をまとめておきたかったので、それを置いておけるここに投稿することにしました。
気持ちの整理。

推しになったのはとあるVtuberです。
大学生の。男の子。


近くにいて深く知ってしまったら勝手に依存して崇めて勝手に廃人になるんじゃないかなって人が推しになりがちなんです、私。
なんか、そのままを出してるように見えて、深みにハマっていくときっとそうじゃないんだってなってしまう人。
どうあがいても終わりじゃん。しんど。
といってもまあ、こんなに好きなのは竹内さんだけなんですけど。


だから、Vは推すのに向いてるのかもなんて最初は思っていました。しんどくならないレベルで推すのに。コンテンツとして存在している人にハマってる気がするから。

それが間違いだったみたいで。思ってたより、好きになっちゃったぽくて。
なので、この文章を書いています。


竹内さんに対する「好き」程、感情が大きくなることは多分ないと思います。もう、もう本当にいい。流石にしんどい。


推しになるかも、推しと呼んでいいくらいには好きになるかも。そう思ったとき、私の中で一つの記憶が蘇ったんです。何度も何度も。

あの卒業発表の日。その3日後くらいまで、本当に夜数時間ずっと泣いてた記憶。


私、推しを作るのが怖くなっていたんですよね。軽いトラウマなのかも。
どうしても有限を感じてしまうようになっていたんです。


推しになりつつあったその人は、いつ姿を消すかわからないジャンルに生きている人で。それに、烏滸がましいけど少し自分と考え方が似ている気がして、消える時は本当にいなくなってしまうタイプなんじゃないかなんて。どこかにずっと諦めがあると言うか。
すっと、楽しかった〜じゃあね〜って。
楽しい人なんですよ、明るくて馬鹿やってて。でもリアリストで、きっと、ってどうしても過って。

なのに、好きになっちゃったんだよなぁ。
どうしましょうね。


それと、これは懺悔でもあるのですが、新しい推しにどことなく竹内さんの影を感じてしまって、自分に引いています。
確かに色々な基準が竹内さんになってしまったんだけど。それにしても似てる部分が結構あるんだよ。きっしょい。卵が先か鶏が先かって話ではあるだろうけれど、それでもさあ。

私は全部を知ろう、知りたいというタイプではありません。
竹内さんにしてもそう。
本当に申し訳ないけれど、特に改名前のエピソードとか自分の心が耐えきれない気がして避け続けていることも沢山あります。

でも、それでいいんじゃないかって。それは、私の考え方の根底にある、自分のことですらよくわからないのに人のことなんて全てわかるわけがないというよくわからない信念みたいなのが関係しているんだと思います。

だから、所謂推し活にはそんなに逼迫されないでしょう。全部の過去配信を見ようとも、これから先コラボも含めて全部見ようとも思っていませんし。グッズも本当に欲しいと思ったものしか買わないでしょうし。
だから経済的に推しが増えてしんどいよ〜ってことではないんです。


でも、確実に推しにはなっちゃったんだよなあ。
またしても有限を推し始めてしまった。


今日、そのコンテンツがやっているショップに行き、「ぬい」なるものを手に入れてしまいました。
私は思いました。あぁもうこれは推しだ、この気持ちは整理しておかないとこの先心が持たない、と。
そんなこんなで、取り急ぎ気持ちをまとめて投稿したわけです。


こんな感情、ゴミ箱に捨てられたらいいのにな。

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