人は苦しい時に成長する

これまでの人生を振り返ったときに、
自分が多くの学びを得た時期というのは、自分がものすごくつらい思をしていた時期なんだということに思い至る。

行き詰まりを感じて、閉塞感を感じて、メンタル的にとてもつらい経験をしている、そんなときにこそ、多くの学びを得ているのだ。

考えてみれば、これは当たり前のことなんだと思う。
今までの自分でうまくいかない。
そのことを思い知らされるまで、人は変わろうとはしないだろうから。

今までのやり方では苦しいから、どこかを変えなければいけない。
そういう事態に直面した時に、人は苦しみながら違うやり方、違う考え方、違う生き方を模索する。
そうして、一皮むける。
要するに、産みの苦しみなんだ。

この時に、メンタルを病むほどに苦しまなければ変えられない時と、
あっさりとこれまでのやり方を放棄して、新しいやり方にチャレンジできる時がある。
「今までのやり方にこだわらずに、柔軟に対処する」という方法を身に付けていくこともまた、生きて行く上ではとても大切なスキルなんだと思う。

「成長する」とは、「変化する」と言い換えても良いと思う。
今までの自分とは違う自分になる。
もちろん、がらりと変わるという感じではなくて、マイナーチェンジを繰り返すというイメージで良いと思う。

年齢を重ねると、若いころにできたことができなくなってくることもある。
それでも、経験から得られる知恵をもって、若いころにはできなかったやり方ができるようになっている。
これも、立派な成長だろう。
こう考えると、人は死ぬまで成長し続けると言い換えることができる。

苦しい時は、成長するチャンス。
今までの自分を変えるチャンス。
過去にこだわっていると苦しいだけだ。
こだわりを捨てて、新しいやり方にチャレンジしていくこと。
自分を変えていくことで、乗り切っていけるようになる。

人は苦しむから成長する。
今までのやり方では、今までの自分では乗り越えられない事態に直面した時に、否応なく成長を求められる。

今、苦しい状況に追い込まれている人には、成長するチャンスなんだと受け止めてほしい。
過去を捨てるチャンスなんだ。
脱皮する時だ。
こだわりを捨てて、違う考え方を受けれてほしい。
柔軟な思考を手に入れてほしいと思う。

自分と向き合い、自分を成長させたいと願う人には、ぜひカウンセリングを試してほしいと思う。
カウンセラーは心理学に精通している。
お金を払うだけの価値はある。